貧乏どん底&ひきこもりスタートからリタイヤ生活にもっていった話

貧乏とひきこもり経験者が楽しい人生を送っているブログです。

《介護》親の介護をしてます。

振り返ってみれば私の思春期には大変親に迷惑をかけた。

 

中学の時には学校からの親の呼び出しもあったし、成績の問題でも心労をかけた。

 

親は中流に育ててくれたのにね。

 

中流ってのはお金持ちではないけどもお金には困っていないラインだと思っているので、この中流に育ててくれた環境をくれた親には大変感謝している。

 

そんな親が介護で、特に今年に入ってすぐ薬の量が増えた所で両手両足が動かなくなり、トイレにも行けなくなった。

 

トイレに行けなくなったから、今はオムツ生活で、風呂も私が入れている。

 

 

力仕事だよね。

 

でもこの状態って15年前から意識してたし、当時は独身でいつ結婚するかもわからない中で確実に来るだろう「親の高齢化」は今の私が脱会社員をする大きな動機でもあったため、その後は常に親の高齢化を意識した事をしていたため、今実際に親を介護していても苦痛とか、ストレスとか一切感じていない。

 

というより、15年前からこの時の為に準備していたから精神的にも肉体的にも経済的にも全く困っていない。

 

もちろん介護が必要無い人生を送ってくれるのを望んではいたけども、病気でどんどん弱くなっていく親には仕方がないとしか言いようがない。

 

私が15年前から何をしたかを簡潔に書くと

 

脱会社員(リタイヤ生活)

結婚による私自身の居住地変更に伴い親の居住地も変更(実家の引越し:私の近所に)

好きな時に休んでも基本的に収入の変わらない仕組み作り

上記問題に伴う協力体制として妻に教育(家庭内野党がいると非常に問題)

介護に使う時間のコントロールできる環境作り

 

 

こんな感じですよ。

 

でもね、一部上場企業勤務の部長さんであっても、親の高齢化に準備していない人が非常に多く、実際介護が必要になると会社勤めもあるので実際問題、親の資金で施設に入れる手段を取る。

親の資金が無ければ自分で用意する。用意できなければ兄弟とかに支援してもらう。

こんな感じなんだと思います。

 

この時期に自分の子供が一番お金のかかる時期に入ります。

例えば私立高校、私立大学、海外留学など。。。

 

私はこの考えられる全ての部分で懸念材料を消したいと動きましたが、親との同居だけは妻がしてくれませんでしたね。別に仲が悪いとかではなく、気を遣うのがイヤなのでしょう。理解できます。

 

理想的な環境という意味で親との同居を考えていただけですので。。。。

 

今は通いで実家に戻り、親の面倒を見てますが私の収入は多少落ちる事もあるかもしれませんが、そんな問題は無いレベルになってます。

 

ここが会社員にはできない事なんですよ。

 

 日に日に弱っていく親を介護して幸せでは決してありませんが、事前に準備できていた事で精神的にも全くストレスなく介護ができ、想定通り収入も変わらずやれてます。

 

親が調子悪くなる姿は辛いですが、親孝行と中流で育ててくれた恩返しを今やっています。