貧乏どん底&ひきこもりスタートからリタイヤ生活にもっていった話

貧乏とひきこもり経験者が楽しい人生を送っているブログです。

《経験不足と情報不足》失敗したとしても何も死ぬことはない。

消費者金融から資金調達し暗号資産に手を出し失敗(詐欺にあった)した事で自殺された記事を見つけました。

 

リンク切れ懸念の為記事は貼付けておきます。

 

そして娘は命を絶った ~“暗号資産”めぐる事件の果てに


遺影には、ほのかの大学の卒業式の写真を使いました。

社会人になったばかりの22歳。

150万円を借りてまで暗号資産の運用をうたう投資に手を出したのは、同級生からのSNSがきっかけでした。

遺書の最後は、こう締めくくられていました。

「服とかは売ってね。多少のお金にしかならんかもやけど」

グループの一部は摘発され、有罪判決を受けました。
娘のようにつらい思いをする人が1人でも減ってほしいと、被害救済の団体設立に協力した母親が思いを語ってくれました。

 

社会人1年目の娘に異変

亡くなる直前に友人と旅行に
ほのかの様子がおかしいことに気づいたのは、2020年の9月に入ってからでした。

元気がなく、「どうしたん?」と聞いても返事はありません。

15日を過ぎたころ、ようやく意を決したように打ち明けてくれました。

「×××というグループに150万円を投資したけどお金が返ってこない。だまされた」

詳しく話を聞くと、投資トラブルに巻き込まれていたことがわかりました。

・大学の同級生を通じて投資に勧誘され、消費者金融に借金をして150万円を渡してしまった。
・返金を求めたが断られ、消費生活センターに相談したけどだめだった。

その後、部屋でずっとうつむいて過ごすようになったほのかは、9月下旬に心療内科を受診し、「うつ病」と診断されます。

 

既読にならなかったLINE
夫と離婚し、1人でほのかを育ててきた私にとって150万円は、簡単に返せるお金ではありませんでした。

金策のために親族を頼ったり、銀行に相談したりしていましたが、ほのかの状況はよくありません。

これ以上思い悩ませては危険だと感じ、会社を休んで友だちと旅行に行くように伝えました。

そして九州に旅行に行き、帰ってきた翌日の10月1日でした。

仕事を終えて帰宅すると、ほのかの姿がありません。


母親が送ったメッセージ
「今帰ってきたわ」 「どこ行ってるん?」

LINEでメッセージを送っても、既読にならないまま。

友人たちに聞いても、誰も居場所を知りません。

最悪の想像が頭をよぎり、警察に届け出ました。

そして午前0時すぎ、警察から連絡が入りました。

「娘さんが見つかりました。ホテルの部屋で亡くなっています」

遺書につづられた言葉

母親に宛てた遺書
ほのかは私や友人、勤務先などに宛てて、5通の遺書を残していました。

まじめな性格を示すようにそれぞれしっかりと書かれています。

感謝の言葉から始まった私宛ての遺書には、投資トラブルの件がつづられていました。

お母さんへ

22年間、ずっと私を育ててくれてありがとう。

この22年間、生きていて大変なことが沢山あったけどとても楽しかったです。

今回の投資詐欺の件で沢山迷惑をかけ、心配をかけてしまって本当にごめんなさい。

昔から人一倍考え込みやすい性格だったので、「そんなことで悩む?」というようなことでもよく悩んで心配させていたと思います。

こんなくよくよした娘のことを大切に想ってくれて本当にありがとう。

奨学金は保証人になってもらっているのに、その支払いも終わっていないままこんなことになってごめんね。

最後まで迷惑をかけ続けていなくなってしまう親不孝な娘でごめんね。


そして、最後はこう結ばれていました。

「服とかは売ってね。多少のお金にしかならんかもやけど」

消えない後悔

ほのかさんの母親
時折涙ぐみながら、亡くなったときの状況を語ってくれたほのかさんの母親。

当時のことを後悔し続けているといいます。

ほのかさんの母親
娘が亡くなる前にもっと早く警察に相談すればよかったとか、相手に返金を求めるときに自分も一緒に行ってたらこんなことにはならなかったのかなとか、できたことがたくさんあったのにとすごく後悔しています」


ほのかさんが2歳のときに両親は離婚。

父親から養育費がほとんど払われないなかで、母親は女手一つでほのかさんを育ててきました。

しかし体調を崩して仕事を休むことも多く、月収が7万円だったことも。

ほのかさんはそんな母の苦労を見て育ったといいます。

社会人となり、まもなく自身の奨学金400万円の返済も始まる予定でした。

母親は投資が自己責任である以上、借金までして出資した娘にも責任はあると考えています。

ただ決して裕福ではなかった家庭環境のなかで少しでもお金を得たいという気持ちがあり、そこにつけ込まれたのかもしれないと話しました。

ほのかさんの母親
「皆さんからしたら『150万円くらい』って思われるかもしれませんが、うちにとっては大金です。奨学金の返済を抱えて、私からは『結婚資金も貯めなさい』と言われてプレッシャーも感じていたのかもしれません」

きっかけは友人のSNS
「娘はなぜ死ななければならなかったのか」

母親は手がかりを求めて、ほのかさんのスマートフォンやノートを調べました。


のちに弁護士にも協力を依頼し、それらを分析したり友人に話を聞いたりするなかで、投資案件の内容や経緯がわかってきたといいます。

ほのかさんが出資するきっかけになったのは、大学の同級生だった友人のインスタグラムを見たことでした。

それは「投資に興味がある人?」というアンケートで、ほのかさんが興味を示すとその同級生から“高校の同級生”だという男を紹介されます。

投資先とされたのは、海外に拠点を置いているという会社で、「AIを駆使して暗号資産を運用するので、投資すれば多額の配当が出る」とうたっていた事業です。

ほのかさんのノートには、市場で安く買った暗号資産をほかの市場で高く売って利益を出す「アービトラージ裁定取引)」など、専門的な用語が書かれていて、言葉巧みに引き込まれていった様子がうかがえます。


ほのかさんは「マルチ(商法)ですか?」と疑っていましたが、男はそれを否定したうえ、考える時間を与えないかのように現金を早く用意するよう迫っていました。

貯金のなかったほのかさんは、「引っ越しの代金という理由にすれば消費者金融で借りられる」と指示され、1日で3社から50万ずつ借りて男に渡してしまったのです。

同級生に男を紹介されてわずか4日後でした。

ほのかさんの母親
「娘は完全な情報弱者で投資のこともまったくわからなかったと思いますが、会社を経営されている方なども同じ被害を訴えています。自己責任だけで片づけられる問題ではないとも感じるので、勧誘した側にはきちんと責任をとってほしい」

ほのかさんが亡くなってからおよそ1年後。

警視庁がグループの強制捜査に乗り出しました。

国に無登録で投資を募ったとして金融商品取引法違反の疑いで50代のメンバーらを逮捕。

調べによりますと、各地でセミナーを開くなどしてさまざまな世代を勧誘していたものの、途中で配当が滞るようになったということです。

その後、このメンバーは執行猶予付きの有罪判決を受けました。

出資を募り、グループが集めた金額は全国で650億円にのぼるとみられています。

一方、ほのかさんを勧誘した20代の男も刑事告発され、金融商品取引法違反の罪で略式起訴されました。

若者からの相談急増 背景に何が
暗号資産に合法的に投資をすること自体は問題ありません。

一方で、国民生活センターによりますと、暗号資産や情報商材など具体的な商品のない儲け話を「人に紹介すればさらに儲かる」などとうたう「モノなしマルチ商法」に関する被害相談は、2021年度は4700件余り寄せられています。

このうち29歳以下は2723件と全体のおよそ58%を占め、4年前に比べておよそ25ポイント増加しているのです。

なぜ若者からの相談が相次いでいるのか。

若者の行動や金融リテラシーに詳しい専門家は、社会で経済的な不安感が広がるなか、値動きの激しい暗号資産の運用をアピールすることで関心を持つ人が増えているのではないかと指摘しています。

成蹊大学 高橋暁子客員教授
「年収は頭打ち状態で、多くの人が将来に対し経済的な不安を抱いているなかで、暗号資産に投資して儲かったとか、億単位の資産を築いた“億り人”が出たという話を聞く機会は多くあります。『暗号資産なら値動きの大きさから一獲千金も可能かもしれない』と潜在的に刷り込まれ、悪質なグループにつけ込まれているのではないでしょうか」


高橋暁子 客員教授
そしてSNSもその状況に拍車をかけていると警鐘を鳴らします。

成蹊大学 高橋暁子客員教授
SNSの投稿で『儲かっている』とか『いい生活をしている』といった内容を写真付きで投稿している人もいる。同じような投稿ばかりに囲まれると、それが当たり前だと思い込んでしまう『エコーチェンバー現象』が利用されている可能性がある。若者はSNSのやりとりに抵抗感がないため、投資を持ちかける側からすればターゲットにしやすいという側面はあると思います」

被害救済へ団体立ち上げ ほのかさんの母親も協力
どうすれば被害を防げるのか。

投資グループの中には“自転車操業”の状態に陥り、検挙されたときには被害者に返す資金が残っていないケースも少なくありません。

そこでことし7月、ほのかさんの母親も協力して弁護士などが新たな団体を発足させました。

団体では、違法性が疑われるケースについては検挙前の段階でグループの財産を差し押さえたり、資産の凍結を命じたりできる新たな制度の創設などを国に求めることにしています。


団体の顧問 杉山雅浩 弁護士
杉山雅浩弁護士
「お金をとられた人たちのほとんどが泣き寝入りの状態になっている。今の制度では出資したお金を回収する方法が限られている。詐欺などの犯罪行為で得た収益をはきださせるため、口座などを調べてすべて差し押さえ、出資者に分配するなどの制度を設けるべきです」

 

取材後記

「自分も知識がなかったので娘に教えたくても教えてあげられなかった」

ほのかさんの母親は何度も“悔しい”と繰り返していました。

私(記者)が暗号資産を含む様々な投資トラブルの取材を始めて3年。

この間に成人年齢が18歳に引き下げられ、個人の金融資産については「貯蓄から投資へ」と呼びかけられています。

投資にはリスクが伴い、自己責任が生ずることには疑いはありません。

 

 

私の見解としては・・・

まず表題のように何も死ぬことはない。

 

マジでそう思います。

 

確かにお金の無い時期に150万は大金ですが、人生で見たら誤差みたいなものです。

 

圧倒的な経験不足と情報不足で自分の器以上の勝負をしてしまったのが敗因だと思われますし、何より近場に私のような人がいれば助かった命だったと感じます。

 

これが原因で鬱になったとの事ですから、鬱が原因での自殺では私は救えませんね、医者でもありませんので。

 

しかし、元の原因の部分はまあ150万位慌てる事もないかな、、、と思います。

奨学金入れても550万ですので。

 

こういう手法に引っかからないためのポイントを説明します。

 

1 SNSなどで私儲かってますアピールしてる人は相手にしない。みんな楽(らく)して投資で儲けよう!とか投資に興味ある人~~!とか書いてる人。しかも同世代の若い人。

2 まあ仮にそんな人に面談したとして、資金調達を金融機関(銀行等)を使わず消費者金融に引越しを理由に50万づつ3社「1日で」引き出しを推奨するスキーム。

3 セミナーを開いている。

4 自分はお金だけ預ければ儲かるスキーム。

5 一回は配当を出す。逆に言えば2回目から配当は無い。

 

この部分は前の記事も参考にして下さい。

 

orcaa.hatenablog.com

 

orcaa.hatenablog.com

特に看護師さんのは手法が一緒ですよ。

※ちなみのこの看護師さんは看護師しながらマルチやってます(笑)。私の言う事は聞きませんでしたから何度でも失敗して勉強すればいいと思います。

 

私位経験と知識があると騙せないから私の所には話すら来ないですけど、経験不足、知識不足の若者狙いにすればまだまだ搾取できるわけです。

 

こんなの騙す側から見ればティーパック」と一緒で出しきったらティーパックは取り変えないと不味いでしょ?

騙す側ってそんな回路です。

 

新しいティーパックを探しているからSNSで儲かってます&俺スゴイでしょ?&投資興味あるなら教えるよアピールしている訳です。

セミナーで新しいティーパック探しているんですよ。

 

そんな世の中甘くない。

 

大体だな、儲かってる手法って教えるメリットないもの。自分が儲かってるなら何で赤の他人の貧乏人に教える必要あるの?手数料が、、、とか言い訳するかもしれないが、儲かっているならドラブルの原因になるような赤の他人の貧乏人に教える手間を惜しむからメリット全く無いもの。それに貧乏人の手数料なんかたかだか知れてる。リスクあってリターン無し。

 

親兄弟、恋人、妻、子供とかならメリットなんか必要無く教えるけどね、、、、。

それって「愛」がある人限定だとは思わない??

 

しかし、この人は風俗のような場所で何とかリカバリーしようとはしなかったので、死んでも風俗なんかイヤだ。という思いだったのでしょう。

 

女性には男性にはない手法でリカバリーできなくもないです。意味はわかりますよね?

 

それをしなかった。

 

それと母親が警察に相談すればよかった。と書いてますが、警察は民事不介入の原則があるので、詐欺と確固たる証拠がなければ中々動かない。ただの相談では相談で終わってしまうので娘さんの命は救えなかったと思います。

 

無知は罪という言葉があります。

 

必死に「お金の」勉強してください。

 

勉強すれば判ってきます。

何も死ぬ事はないと。

 

 

ちなみに私は現在進行形で投資詐欺に多分なってしまう案件に出資してます(笑)

多分もうすぐ詐欺と確定するだろうこの案件は詐欺と確定したらさらしましょう!

現在全容が全くつかめてないので書くに書けないですから、結果が楽しみです。