貧乏どん底&ひきこもりスタートからリタイヤ生活にもっていった話

貧乏とひきこもり経験者が楽しい人生を送っているブログです。

マルチ商法という稼ぎ方。

中高生の皆さんはまだ縁のない稼ぎ方ですが、マルチ商法という稼ぎ方が存在します。

マルチ商法はマルチまがい商法、ネットワークビジネスとかMLMマルチレベルマーケティング)などと表現される事もありますが、実態は同じです。

 

初期の段階では社会人サークルなんだけど参加してみない?とかよく使われる手法です。

 

特に学生の人は「これから」マルチ商法のお誘いをこれから受けるでしょう。ちゃんと読んだ方が良いですよ!!

 

私は過去にマルチ商法を複数社の勧誘を受け、加入の説明も聞きましたがやっていません。

 

なぜ加入しなかったのか?後に説明します。

 

そのマルチ商法、及びマルチまがい商法について下記のような記事が出てましたので共有させて頂きます。(長文です)

 

「専業主婦だった嫁が、いきなり夢とかライフスタイルとかガラにもないことを言いだした。いや、それ自体は素晴らしいことなんですが、どうも様子がおかしい。子供を置いて夜に飲みにいく機会が多くなり、服装も変わった。不倫か、変な宗教にハマってはいないかと心配したのですが」

 福岡県在住の会社員・山下聡さん(仮名・30代)は、結婚5年目。幼稚園に通う一人娘と家族三人、ささやかだが幸せに暮らしていたが、そんな日常に影が差したのは一年ほど前。妻がフェイスブックで知り合ったという知人に、多い時で週に三度も会いにいくようになってからのことだった。

「なんでも“ビジネス”を教えてくれる素晴らしい人に出会ったと。生き方を見直したい、輝きたいと、ぼんやりしたことばかり言い始めておかしいと思ったのです。通っていたセミナーをきっかけに妻は仕事を始めたのですが、それがなんと “ビューティーアドバイザー”と聞いて驚きました。化粧や服には無頓着でしたのでなぜ?と」(山下さん)

 不思議な出来事ではあったが、妻が働いてくれれば生活も楽になる。そう思って見守っていたが、妻の月収は月に5万円に満たないほど。一方でセミナー代や会合費は月に10万を超える時もあり、知人の“ファッションアドバイザー”や“ライフスタイルコンサルタント”に支払う謝礼も月に5万円、大赤字だ。妻を問い詰めても「私の夢を応援して欲しい」と聞かず、家事もおざなりになった。子供は妻の実家に預けっぱなし、家庭の崩壊も予見された。

「妻が通うセミナーについてネットなどで調べてみると、主婦を狙った怪しいグループだということがわかりました。“良い生き方”をするために情報を購入したりセミナーに参加したりして、それを知人に紹介すると収入が増えるなんていう、まさにマルチまがいのやり方です。妻はビューティーアドバイザーとして、セミナーで知り合った主婦仲間の化粧についてアドバイスしわずかな収入を得ていますが、同じく主婦仲間のファンションアドバイザーやなんとかコンサルタントに金を支払っている。互助組織のようにも見えるが、ビジネスとしては完全に破綻している」(山下さん)

 このように、専業主婦を狙ったゆるい「マルチ商法」ビジネスは、主にフェイスブックなどのSNSを使い、密かに拡がりつつある。事情をよく知る週刊誌記者は、これが専業主婦を狙い撃ちにした「貧困ビジネス」に似た商法だと指摘する。

「主婦を狙うマルチ商法、マルチまがい商法はいくつもありましたが、最近ではネットを使った情報商材ビジネスが、主婦層にも拡大し続けている。それも、地方に住む、庶民層、中下流層家庭の主婦がターゲットだからタチが悪い」(週刊誌記者)

 マルチ商法情報商材ビジネスの隆盛も今は昔。ネット情報や口コミで悪評が広まり、こうしたインチキビジネスへ足を踏み入れる人々が減った。このタイミングだからこそ、狙われるようになったのは庶民的な家庭の主婦だ。彼女達はスマホを所有し、SNSもやっているものの、それを悪用した商売についての知識には疎い。疑わない専業主婦たちに「夢だ」「ビジネス」だと耳障りがよい言葉ばかりを吹き込み、取り込むのである。

「実は首都圏にもこうした詐欺まがいのグループがいます。多額は詐取しないが、ゆっくりジワジワ、真綿で首を締め上げるように金を巻き上げる。あなたは素晴らしい、美しい、やればできるなどとおだてられて気分がいいから、主婦たちは騙されていると気がつきにくい。そのため、夫や家族に言われても盲信から抜け出せない。そのうち夫や親族と不和になったり、家庭が崩壊したりする。そうして孤立した主婦に言い寄ってくるグループの別メンバーが、ことば巧みに風俗で働くよう促したり、中にはアダルトビデオに出演させたりする例もある」(週刊誌記者)

 SNSで家庭や家事に関する不満を述べていたり、金銭的な不安を書き込んでいる主婦などは特に狙われやすい。あなたの妻や彼女、親族にある日突如、見ず知らずの人物から「ビジネス」に関するメッセージが届くかもしれない。そして、その「ビジネス」がまともなものなのかどうか不安になっていると、いますぐ取りかからないと出遅れると急かされ、妻が抱いた旦那や家庭への不満に同調し、焚きつけてくるはず。この時最も重要なのは、ネットやSNS以外の交流をしっかり持っておくこと。家族がダメなら友人でも親でも、親族でもいい。仮想世界ではない、現実世界の繋がりなくしては、あっという間に連中の養分にされてしまうのだ。

記事の内容を見てますとセミナーや講習、飲み会に参加したりなどの出費狙いの詐欺である。という内容ですが、それだけで風俗やAVに出るなどまでにするのにはちょっと変ですので、マルチの商品を買わされているというのがあると思います。 

 

それとこの記事の視点はマルチ商法という稼ぎ方ではなく

マルチに興味を持った人をセミナー代だのコンサル代だのでちょこちょこ小銭を稼いでマルチに興味を持った人をハメている詐欺的行為です。

だから商品を売る事に重点を置いていないという印象を受けました。

 

入口としてはネット経由の場合、自分を変えたいなどの系列な自己啓発セミナー、キャッシュフローゲームを一緒にしませんか?などで勧誘していますね。

 

特にキャッシュフローゲームは参加費500円位と非常に安価な設定により気軽く参加できます。ゲームそのものは面白いのですが、ゲームを理解するとそこに入り込んでくるのが「マルチ商法」です。参加しませんか?みたいな。

 

会場を借りて、参加費500円って赤字ですからね(10人集まったって5000円)、下心無しで面識の無い人に奉仕の心なんか皆無だと思ってていいです。

 

自分のマルチグループに入れる新規会員を探しているだけの下心です。

 

 マルチ商法について私の経験談を含め書いていきます。

 

まず、マルチのメリットは説明を聞いている金額が本当に頂けると仮定した場合、初期投資(現物のお金)が本当に少ない。これは他業種でもここまでのは無いのでは?というリターンが期待できます。(あくまで可能性の問題ですが、低い可能性です。)

 

デメリットは沢山あります。

 

友達に声をかける可能性が非常に高いので、友達は無くします。

よって飲み会とか同窓会とか呼ばれる事は無いでしょう。

親戚にも声をかけるとすると、親戚も絶縁状態になります。

私の叔父の嫁がマルチで私の両親に営業してきました。自宅に来る前にキッパリ断ったので実害は無かったですが、以降は思いっきり距離を置きました。

何でも効く薬とかを売りに来ました。バカ全開ですね。

 

勧誘者が自分の友人だとすると、その友人は「自分で説明ができない」のでベテランの方を同席させてきます。自分でその魅力を説明できないなんて論外だと思いませんか?

こうやって確実に信用を無くしていきます。

記事にも書いてありますが、宗教的です。信じきってます。

だから相手は打たれ強く、傷の舐めあいができる仲間がいるのでメンタルがタフです。

何よりも再現性(成功者の数が少ない)が低い。

やる以上は、友人知人、親戚も失うつもりでやるリスクを取る訳ですからそれに見合ったリターンでないとやる意味がありませんよね。

再現性が低すぎるのは失敗が許される年齢を越えている私にはやれない。

研修や講習、飲み会など、多くの時間を消費しなくてはらならい。

ノルマが果たせない場合、ノルマを達成したかのように自分で購入するという悪循環がある場合が。。。。

 

こういったマイナスな部分があるんですが、マルチ商法は無くなりません。

そもそも合法ですし、やる人がいて、商品を購入する人がいるからです。

その辺はマルチ商法で色々検索し、自己判断をしてください。

 

私が最初に勧誘を受けたのはAmway(アムウェイでした。

同級生の女性からでしたね。

 

今も変わらなければ、学生には勧誘できないんじゃなかったかな、、、

それで社会人になって勧誘してきたという感じでした。

 

場所は都内の大きな一軒家で、いわいるアムウェイで成功された方の自称自宅で説明を聞きました。それぞれグループがあるので大きな家で分かれて説明をしていました。

 

成功した〇さんはこの自宅をみんなの為に提供してくれているんですよ~~。とか当時は若かったので信じてましたが、そもそも生活感が無い家だったのでレンタルしていたんだろうな・・・・という印象を今は持ってます。

 

グループの説明をする方はさすがに何度も説明をされているようなので説明はとても上手です。しかし、、、矛盾があるんだなぁ。。

 

 

長くなるので省略しますが、矛盾にツッコミ入れてだからやらない。で帰りました。

しかし、すぐ同級生から電話で「だったら救いたい友達紹介してよ。」と。。。。

 

救いたい=自分のグループに入れ稼がせたいという意味だとは思うけど、友達売れって言われているので、縁切りさせてもらいましたよね。

 

あれからかなりの時間が経っているので当然結果が出てるとは思いますが、FBもやっていないところを見るととても成功しているとは言えないと思います。何故なら成功している姿をSNSにさらして新たな人員を探すのだから。

 

そして何社か勧誘を受けながら、最後はニュースキンという会社でした。

さすがにスキン(肌)というだけあって、新宿のビルに事務所があるのですが、マルチやっている女性は肌がみなさん綺麗でした。

 

販売する商品そのものを否定はしてませんよ。

 

自分の感覚では値段は高いけど、商品としての問題は感じませんでした。

が、色々勧誘受けてる私に商品で違和感があるとしたら浄水器の説明をいかに素晴らしい浄水器かというのを言ってる事がありました。

 

そこで説明員の方はこう言ったのです。

 

この浄水器は高性能な証拠に国際特許を取得してます!(これはアムウェイでもニュースキンでもありません、他社のマルチです。)

 

と。

 

確かに浄水器には国際特許取得済み!!のシールが張られていました。

 

これね、知らない人は「おぉ、そうか!!やっぱり高性能なんだな!」

 

って引っかかりますよね。わかりますよ。

 

でも知っている人ならこれが詐欺行為である事は明白なのです。

 

国際特許などという仕組みは世界的にみても何処にもありませんので。

日本なら日本で、アメリカならアメリカで、ドイツならドイツで特許申請するのが現在の仕組みで、国際特許なる枠組みは存在しません。

 

思いっきり詐欺ですね。

 

この浄水器の性能を否定しているのではなく、表現が詐欺だという意味です。

私の経験ではマルチの商品はそれなりに良い商品が多いように感じました。

そこは認めています。マジです。

 

でも国際特許なんて書かれたら詐欺ですからね、、、、。

そうすると全てを信用できなくなるわけですね。

 

マルチ特有の稼ぎ方が激しく再現性が低いので時間の無駄になる可能性が高いという事です。

 

本人が真剣に取り組めば再現性があがるのかもしれませんが、他の方だってそれなりに真剣に取り組んでいる中、激しく真剣に取り組んでないとダメなんでしょうね。

 

あとはニュースキンでの説明では販売している栄養サプリでアフリカのどこかの国を対象に配給した事で餓死者が0にできたと。だから良い商品だと言うんですね。

餓死者を0にするという結果そのものは素晴らしいと思うんですが、、、、

 

餓死者救うだけならそんな高級サプリなんか配給しなくていいから、食べれればなんでも良いのでコメとかパンとかお腹いっぱいにできるものの方が餓死者0にできて満腹なのですからやる意味を感じるのですね。サプリでは栄養が取れても空腹は消えませんので、なんか偽善に聞こえたのです。

 

本当にサプリしか配給していないならペッコペコですよ。

 

どちらにしてもマルチ商法で高額のギャラが支払える理屈はテレビなどでCM一切していないそのお金を皆さんが口コミで広げて購入してもらった時にCM代の1部が還元されるからだと言います。理屈は正しいと思いますよ。

 

でもね、、、 ネットが蔓延しているこの時代に口コミですからね、違和感ありますよ。

ア〇ゾンとかの商品のレビューで良くないですか?

 

それからアムウェイでもニュースキンでも社会的地位が高いというような説明がありました。特にアムウェイのはしっかり覚えてますが、企業ランクでトヨタ自動車よりアムウェイは上だと。だから仕事を聞かれたらアムウェイですと答えれば地位の高さを感じる事だろう・・・・と。

 

マルチの場合、アムウェイにしろニュースキンにしろ「正社員」ではなく、「会員」です。

仕事は何ですか?の問いにアムウェイと答えるとアムウェイの正社員と勘違いしているんだと思います(笑)。

会員と正社員では全く違いますからね。

 

 

マルチはちゃんと稼げる人も存在するのも事実ですが、それよりももっと多くの人が退場しているのも事実です。

 

その再現性の低さに大事な人生の時間を使ってられないなぁ。。。というのがマルチの断り続けた最大の理由です。

 

2番目の理由で誘って来た人達が当時の私より状況が悪い方が多いという「結果がだせていないから説得力がない」というのもありまた。

 

3番目に友人知人、親戚関係にうさんくさい印象を与え気分を害する=人を不幸にする方法でお金儲けはしたくないのもありました。

 

4番目に鈍感すぎる。

最初のアムウェイで説明をしている方が自分の同級生に電話かけると「またアムウェイ?」と第一声で言われているというんですね。

 

本人は別件で連絡したと言ってましたが、「またアムウェイ?」って言われているのはもう電話かけてくるな!と同じ意味あいを持ってますので、本人が気づいていない鈍感さが宗教的だと感じたわけです。

 

もうそんな言われ方してるのに本人気づかないなんてキモくないですか?

 

2度目のアムウェイ勧誘は

スカイラインGT-Rが欲しいので自分やってます!➡私はすでにベンツSLを持ってました。※どちらの車が上という話ではなく、欲しい車は自分で買えるという意味です。

 

他社の勧誘では

ポルシェが欲しいから➡そのポルシェは944といい人気が無いモデルですので安いですが、それが買えてないって???(生産中止してるので中古しかなく、当時で100~200万)

 

それと宗教色があるんですよ。

よって他宗教(他社)のマルチは全否定します、そこが気に入りません。

 

全否定する事が信じられなくなるわけですね。だってソニーパナソニックのように総合メーカーがあるけども出す製品すべてが他社を圧倒しているなんて聞いたことがありません。

 

全否定ですから宗教色を感じる訳です。

 

 

しかしある世界的に有名な方が「私はお金持っているからやらないけど、もし私が若くお金も持っていないならマルチ商法を勧める」とある本に書いてます。

 

その知名度とその本を利用し、あの有名な人が勧めてますので!と勧誘がいまも続いているのです。

 

中高生には縁の無い話ですが、そのうち先輩など、久しぶりに連絡のある同級生などは勧誘をしてくる可能性があり、理論武装していないと巻き込まれ時間を消費してしまいます。

 

それにね、お金が儲かる仕組みがあるならば、お金を儲けている人が新規の勧誘するのではなく、お金を儲けたい人がお金を儲けている人に「私にも教えてください!」が普通だと思いませんか?それを必死に儲けている側が勧誘するなんて再現性の低さを証明しているようなものです。

まあマルチ宗教者の反論は「みんなで底上げしないと儲からない仕組みだから」と言いますね。

でもね、「ちゃんと儲かっているのであれば」それでも儲かっていない側の方が自分から来るはずなんですけどね。

 

 

私はマルチ否定派ですが、肯定派もいますので、自己判断でマルチしたかったらやればいいと思います。違法行為だけ気をつけて下さい。

 

2019年5月11日追記

否定派用:YouTubeで論破した方の拝見しました。

マスザワ内閣で検索してアムウェイニュースキンのものがありました。

彼の指摘は論理的で素晴らしいものです。特にアムウェイの売上が頭打ちなのに会員勧誘しても飽和しているはずで、会員を勧誘するのに長時間をかけて効率が悪い。と言ってます。

 

肯定派用:「あなたは本当にアムウェイを知ってますか?」という本(タイトルあってるかなぁ・・・・)があります。