《悲惨》ホームレス仲間の今。
私が若い時にホームレスをしていた事をこのブログで何度も告白している。
当時のホームレスは集団化していたので「部落」のような感じと言えばいいのだろうか?今考えるとそれなりに濃い世界に居たんだな・・・・なんて感じました。
さて、そんなホームレス仲間でも度々登場するGはホームレス仲間で一番の成功者ではないだろうか。
親の資産も持っているのに進んでホームレスやって、社会復帰する時にも親の援助無しで何とか資産形成をし、こういっちゃ何だけど、私よりも資産持ってるから。
Gと私の共通するものは「親が普通以上の属性」であった事で、これも数字では表せないけども重要な部分であったように感じている。
というのも、カードブラックで闇金とからから逃げるようにホームレスになった人は借金取りに追われないように住民票すら動かせないし、住民票すら動かせないから逃げた地域で生活保護すら申請できない。
もうね、この段階だと這い上がりができるのか?本当に判らない。
それに比べGも私も実家に帰れば住所があったのは大きいと思う。
Gは私よりもスタートも始めるきっかけになる「違和感を感じた」のも早かったのもあって、この差を埋めるのには相当な時間を要すか、大きな仕事をクリーンヒットさせる事でもないと、、、とても追いつかないだろうな。奴も日々増やしているから。
問題はGと私以外の元ホームレスでは東京在住の会社員は結婚し、子供もいる。
連絡を表だって取れる人はここまでだ。
あとのホームレス仲間は・・・・・
何にも対策をしてない場合の想像通りになったな。
当時は仲良かった一人は、悲観的になり鬱になって自殺してるし、
仲良かったもう一人はこれからの人生が相当苦しいはずだ。
若さというボーナスタイムは終わったのにボーナスタイム時に好きな事をやってしまったから後は相当なジリ貧確実なんだな、、、とても人柄は良いんだけど。
好きな事やりまくって来るべき時が来ちゃった感がある。
若い時からやりたい事を優先にやりまくってきた人だからね、、、、
彼の言い分だと人生は一度きりだし、明日死ぬかもしれない。だから今めーいっぱいやりたい事をする。
それが彼の生き方だった。
人柄は申し分ない。
だが、若さという人生のボーナスタイムは完全に使い切ったので、ここからは非常に厳しい人生が待っているとは思う。
仲も当時は良かったけど、その人生を選んだのも自分だからね。
彼の現状には同情していない。
私と彼の違いは
若い時のガマンと年取ってからのガマンどっちがいい?という問いに
私は若い時のガマン
彼は年取ってからのガマン
この違いだと思っている。
この解答には未だブレはなく、やっぱジイイになって食べたいものもガマンとかしたくないもん。若い時って服がボロでも若さで何とかなるけど、ジジイで服がボロだと悲壮感漂うオーラ出てくるし( ´∀` )。
他の仲間は、、、
貧困層で働いているばかりで抜け出せないのも居るし、、、
ま、お金があれば幸せって事も無いし、ホームレスって幸せをお金では解決できない領域にいるので、今でもその考えなら彼らは今も幸せなのかもしれない。
でも私もホームレス時代に道路工事とかしている旗振り《警備》の仕事は日銭稼ぎでやっていたけど、最近の旗振り見てると結構な老人みたいな高齢者が男女問わずやっている。
あれを見ると何も対策をしなかった場合の自分を見ているようで本当に胸が苦しい気持ちになる。
何も考えずいたらやってたはずなんですよね。だから高年齢の旗振りの人を直視するのが辛くて。
それを今でもやっているんだよね、ホームレス仲間は。
もうね、ここからの人生、、、、私の価値観では相当悲惨なように思っている。
Gとも話をしたけど、彼らと何が違ったのだろうか?
明確にコレ!っていうのは無いんですよ。
最初の違和感が無かったら、これって間違ってない??とも気付かないだろうし、、、その後の行動もあるけど、決定的なのはブレなかった事だろうか。
ほんのちょっとの違和感、ほんのちょっとの行動から偶然がちょこっと訪れ、それをたまたま逃がさなかっただけのような気がしている。
だって当時は誰も稼ぎ方を教えてくれる人材はいなかったもの。
そんな部落に居続けたら何も考えず今も旗振りしてたんじゃないかと思ってる。
努力はしたけど、偶然努力できたのと偶然努力を長続きできたのと、偶然結果が出せたのを総括すると「偶然」なんですよね。
最近ある人にお前は特殊だよ。と言われたなぁ。。。。
う~~~ん、人生掛かってるのに標準的な努力をしただけだと思ってるし、まだあの時他の方法あったのでは?とも考えてしまう位、結果はより良い方にできたのではないだろうか?とか色々考えてしまうけど、そんなの特殊なのかなぁ。。
これから元仲間はどうしていくのか?とても複雑な気持ちになる。