貧乏どん底&ひきこもりスタートからリタイヤ生活にもっていった話

貧乏とひきこもり経験者が楽しい人生を送っているブログです。

人生は有限ですので、極端に無駄な行為はもったいないですよ。

もちろん人生に無駄が一切ないなんて事はありませんので、遠回りこそ近道という考え方もありますが、その考え方には「そこそこ正しい方向に人一倍の努力をしている」という条件付きだと思います。

 

多くの人は遠回り中に挫折していきますので、、、、

 

遠回りの例として下記のような記事を見つけましたので、リンク切れの事も考慮しコピーしたものを張り付けその後私の感想を書いておきます。

 

 


  • 2019年04月29日 20:21

【自販機ブラック労働】 過労死ライン軽く超え、残業代未払い

 私たちがノドを潤したい時、当たり前のようにして利用する自動販売機。それが残酷労働によって維持されていることは、あまり知られていない。

 ドリンクのボトルや缶を補充するルートドライバーで組織する自販機産業ユニオンが、きょう、残業代の支払いと過酷な勤務の改善を会社側に申し入れた。会社は首都圏に自販機1万3千台を持つA社。

 あまりに酷い勤務実態だ。あるルートドライバーの場合、朝5時に出勤して、勤務が終わるのは夜10時。残業時間は月150時間を超える。

 彼の給与は月額28万5千円(基本給17万円+固定残業代11万5千円)。

 A社の定める固定残業は月96時間。過労死ラインの月80時間をゆうに超える。この数字に驚いてはいけない。実際の残業時間は150時間を超えていたのだ。

 当然、労基署は違法であると認定してA社に是正勧告をした。労基署の勧告に基づく格好でA社は一部の残業代を払った。あくまでも一部だった。未払の残業代は概算で一人あたり250万円にのぼる。この支払いを求めてユニオンは訴訟も辞さない構えだ。

 ユニオンの申し入れに対してA社の労務担当管理職は「(固定残業は)80時間以内になっている」と突き放した。話し合いの継続を求めるユニオンに向かって「出て行って下さい、さもなくば警察を呼びますよ」と容赦なかった。

 25日までに、ユニオンは会社側と3回の団体交渉を持ったが、決裂したため、26日からストに入った。首都圏で「売り切れランプ」が点灯した自販機が一部で目につくようになった。

 日本全国には250万台もの自販機がある(富士リサーチ調べ)。

 ベテランのルートドライバーは「自販機業界ではブラック労働が蔓延している」と厳しい表情で話す。A社のケースは氷山の一角に過ぎない。

     ~終わり~

 

まず全ての記事は「事実であるのかどうか?」というのを自分なりに調べるなりして自分で判断してください、そういうクセを付けて下さい。

 

こういった記事であったり新聞であったり本であったり、、、、文字になると間違った内容であってもあたかも事実であるような認識を持ってしまいますので、気をつけてください。

 

その上で今回の記事について事実とか事実ではないとかではなく「ブラック企業に入ったらどうするの?」という意味で取り上げたいと思います。

 

まず記事にもあった残業の数字を見て

 

おいおいやべぇだろ。って思いましたか?

 

残業が月に150時間という数字です。

 

これね、物流業界では多めかも知れませんがわりと普通ですよ。そういった業界です。

 

いや、マジなんですよ。100時間とか超普通。

 

まずこういった飲料水系を「ミズヤ」と物流業界では表現します。

 

このミズヤってのはとにかく物流コスト(トラックチャーター料金など)が安い。

 

何故なら決まった大きさ、決まった物量、安い装備のトラックでOK、ラップで製品を巻いてあれば現地に運べる・・・・そういった物流業界でも技術も必要としないジャンルなんですね。

 

逆に付加価値がある物流って何?ってのは特殊なものを運べる事。

 

例えばCTスキャンを病院に運ぶとなるとエアサスが付いたトラック使うし、運転も荒い事はできない。

 

例えば美術品であったり。凍結とか気温の変化で変質してしまうのを恐れ空調車を使うとか。

 

例えばロケットを運ぶとか。ロケットは名古屋の三菱重工業から種子島港までは船、種子島港からは深夜一晩かけて反対側にある発射施設まで陸路で行く。

これは輸送技術がいるし、数多くの物流会社の中でもやれる会社は限られている訳ですが、、、ミズヤの仕事はロケット輸送の対極にある物流だと思っていいです。

 

物事全てにピンキリありますので、ミズヤの仕事なら作業が単純で、技術の必要としない物流でブラックというか、過酷なのは当然の話なんですね。

 

というより物流業界が全体的にブラックな事が多い中、ミズヤの物流なら当然ブラックなんです、これを改善しろ!とかデモやハンストとか時間の無駄だと思うんですよね。

 

ものすごい時間と労力かければ多少は改善するかもしれませんが、自分の生活がブラックがグレー位なもんでしょう。ブラックからホワイトに持っていくにはその業界の改善を訴える行為は効率的とは言えないと思うんですね。

そんなマイナス思考に頭脳と行動を使って、有限な人生無駄にしてませんか?

 

 

あとね、過労死ラインって月80時間とか書いてありますが、物流業界では月80時間って事務員の女性ですら超えているライン位です、全員とは言いませんが物流業界ってこんなもんですよ。

 

ブラックですよ、業界全体がね。

でもね、文句あるなら辞めればいいのよ。

 

こういうブチブチ文句出したって、労働基準監督署にチクったって多少は改善するかもしれないけど、根本的には解決しないし、何より自分の出世は間違いなく潰しているし、居場所もなくなる。

 

だって労働基準監督署が一度入ると、会社としては対応するのに人件費が消費していくわけで、ましてや対応で間違いがあるともっとめんどくさい事になるし、会社としてはチクった人をどんなに正義がその人にあっても居場所がなくなる訳です。

というより、どんな職種でも雇用されている会社を訴えるという行為は同じです。

 

過労死ラインを超えているから危ない、いつ死んでもおかしくないとか、、、、

もし本気でそう思っているのであるなら

 

命が優先順位でお金よりも上でしょ?

 

というより命より上のものってあるのかな?無いでしょう。

 

だったら速攻で辞めればいいんです。だって命が惜しいわけですから。

 

 

だからこういった抗議って正義はあっても時間と労力の無駄だよね。

 

無駄というか、労力使い、精神的にも疲れ、得れるリターンが少ない。

これを私は無駄だと表現してしまうのです。

 

多くの人が辞めると当然人材を募集するわけですし、その人材も過酷労働がダメで入社しないのか、それとも給料が低いと思うからダメなのか、残業代の未払いがダメなのか。

いずれにしても人材が集まらない。

 

これで良い。

 

人材が集まらなければ企業というのは少しづつ給料を上げ、待遇の改善をし募集するしかない。

これが相場の形成だから、不満に思うなら辞めれば後々相場が待遇を改善してくれる。

 

いちいちハンストとかしないで、効果的な方法だからどんどん辞めれば良いだけの話。

 

でも辞めれない環境の人も居るよね?

 

例えば年齢で40歳以上、結婚し子供もいる。

住宅ローンを利用し自宅も購入した。

 

こうなってくると転職するにしてもあまり間が開けられないので、怖くて転職できない。

※住宅ローンの返済と子供の学費、生活費を止められない・・・という意味です。

 

そうやって転職したくたってできないラインに突入するからこういったハンストするしか方法がなくなるので、時間のある若い人はリカバリーが可能なのです。

 

そういえば某ホテルチェーンは積極的にバツイチ子持ちの女性を採用している。

 

それは子供の為に簡単には辞めないという事(人材の安定的確保)、それと安い給料でも採用できる(代わりのバツイチがすぐ見つけれれる)。

 

平凡なスペックのバツイチの場合、辞めてもらっても代わりのバツイチが見つかる、、、

同じ給料と待遇で良いという他のバツイチが現れる・・・・

 

次が同じ条件でも良いといって現れる、手を上げる人がいる。

これが相場の形成です。

 

もしスーパーハイスペックなバツイチの場合、企業はその人の能力が欲しいから給料と待遇を良くしますし、子供が病気になって会社を早退したとしてもイヤミすら言わないでしょう。

何故なら企業が欲しい能力を持っているから。

 

人間生きていれば条件が変わってくるので、酷くならないうちに準備をし、備える。

これが実行できている人が本当に少ないのです。

 

若いうちから準備しましょう。