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《規模がすごい》姫路の不動産王の失敗

姫路のトランプと言われる大川氏はこういう騒ぎになる前から不動産賃貸業の業界では有名な方でした。本も出しておりましたし。

 

物件をたくさん所有する大家さんという形態です。

 

2020年6月頃から悪いニュースが流れ、2021年1月7日には裁判所から保全管理命令が出てしまいました。

 

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「姫路の不動産王」が運営するANGELO 破産法による保全管理命令受ける



 (株)ANGELO(TDB企業コード:648009415、資本金4億8700万円、姫路市南畝町1-41、登記面=大阪市中央区中寺1-2-23、代表大川護郎氏)と、グループ会社の(株)CALMO(TDB企業コード:617010457、登記面=姫路市下手野2-14-17)および(株)Ysng(TDB企業コード:331014215、登記面=姫路市南畝町1-41)の計3社は、1月7日に大阪地裁より破産法による保全管理命令を受けた。
 保全管理人には小谷隆幸弁護士(大阪市北区西天満1-7-4協和中之島ビル5階、小谷隆幸法律事務所、電話06-6363-3328)が選任されている。

 (株)ANGELOは、2013年(平成25年)4月に設立した不動産賃貸業者。代表の大川氏が新聞配達員および販売店の店長時代から個人で始めた不動産賃貸事業を法人化したもので、姫路市を中心に、神戸市・大阪市などにマンションやテナントビル、月極駐車場など多数の物件を保有プロサッカーチームのキャンプスポンサーを務めるほか、大川氏自身の著書出版やメディア出演などによる知名度向上もあって収益物件の取得を進め、2019年2月期には年収入高約13億7100万円を計上していた。

 しかし、新たに取得した賃貸物件の稼働状況が低調だったうえ、過剰な広告宣伝費や100億円を超える借り入れに伴う利息負担などが重なり、同期に約5億9200万円の当期純損失を計上し、大幅な債務超過に転落。この間に一部取引先への支払い遅延が発生するなど、ずさんな経営管理体制が露見していた。このため、2019年9月までに金融機関に対して返済猶予を要請するとともに、経営再建のために新たに賃料回収業務を不動産管理会社に委託したが、その不動産管理会社とも回収をめぐるトラブルが発生したことで資金繰りは一層悪化。弁護士を立て、改めて金融機関に借入金返済猶予の交渉を進めていたが、2020年9月に銀行取引停止処分を受けた後、所有していた不動産の売却を進めていたが、今回の措置となった。

 負債は、ANGELOが2019年2月期末時点で約125億3700万円。また、CALMOが2018年9月期末時点で約81億円、Ysngが2018年10月期末時点で約38億1600万円、3社合計で約244億5300万円だが、不動産売却により減少している可能性があり流動的。


保全管理命令とは
 破産手続き開始の申し立てから破産手続き開始決定を受けるまでの間に、債務者が財産を処分または散逸させ、あるいは事業価値を毀損するような行為をしてしまう可能性がある。そこで裁判所は利害関係人の申し立てまたは職権により、破産手続き開始の申し立て後から手続き開始決定前に、債務者の財産に関し、保全管理人による管理を命ずることができる。

 

2020年9月には

 

代表が「姫路の不動産王」として知られる不動産賃貸業、ANGELO(兵庫)が銀行取引停止処分受ける

 (株)ANGELO(TDB企業コード:648009415、資本金4億8700万円、兵庫県姫路市南畝町1-41、登記面=大阪府大阪市中央区中寺1-2-23、代表大川護郎氏)は、9月10日付で銀行取引停止処分となったことが明らかになった。

 当社は、2013年(平成25年)4月に設立された不動産賃貸業者。代表の大川氏が新聞配達員および販売店の店長時代から個人で始めた不動産賃貸事業を法人化したもので、姫路市を中心に神戸市・大阪市などにマンションやテナントビル、月極駐車場など多数の物件を保有していた。プロサッカーチームのキャンプスポンサーを務めるほか、大川氏自身の著書出版やメディア出演などによる知名度向上もあって収益物件の取得を順調に進め、2019年2月期には年収入高約13億7100万円を計上していた。

 しかし、収益面については、新たに取得した賃貸物件の稼働状況が低調だったうえ、過剰な広告宣伝費や100億円を超える借入金に伴う金利負担などが重なり、同期に約5億9200万円の当期純損失を計上し、大幅な債務超過に転落。また、この間に一部取引先への支払い遅延が露見するなど対外信用が低下していた。このため2019年9月までに金融機関に対して返済猶予を要請するとともに、経営再建のために新たに賃料回収業務を不動産管理会社に委託していたが、その不動産管理会社とトラブルが発生。同社からの家賃入金が滞ったことでさらに資金繰りが悪化し、弁護士を立てて改めて金融機関に借入金返済猶予の交渉を進めていたが、具体的な方向性を示すことができないまま、ここへ来て今回の事態となった。

 負債は約100億円の見込み。なお、現在も営業は継続中。

 

と既に雲行の怪しいニュースになっていましたね。

 

この動画も悪意の編集がある前提で見て頂ければと思いますが。。。。。

 

 

高級時計にしろ高級外車にしろ、趣味が良いとか悪いとかではなくて、結構な浪費をされる人なのはわかりますよね?

 

金融機関から500億以上の借り入れがあって、家賃収入3.6~3.8億/月??少ないですね、明らかに少ない。

※動画内での発言を参考にした数字。記事では2019年2月に13億7100万円の計上だというので、この数字が本当だとすごい危険すぎる数字です。

 

桁が大きすぎで判らないかもしれませんが、500万借りて年間40万稼ぐ。みたいなもんです。

表面利回り8%、建物の維持費、管理費、修繕費、固定資産税、都市計画税、買えば不動産取得税などなど色々な経費がかかり、返済比率6割であれば、、、、まあダメでしょうね。

 

簡単に言えば買ってはいけない不動産を購入し、浪費し、サッカーのスポンサーで出費して、、、、それで肝心の大家業としての空室率が高いとは足元も固められない訳でして、経営者としてはかなりマズいと感じます。

 

借金できる事も一つの信用ではありますが、ノリだけで来ちゃった感ありますね。

 

お金の勉強を本気でし、本気でお金と向き合ったら、ああいった浪費はしませんし(欲しい車と欲しい時計を一つづつとかなら良いんじゃないでしょうか)、返済比率も6割なんて事はしませんし、何より入居率は100%にします。

 

こうやって一旦はお金持ちになれたかもしれませんが、真剣に運営していたようには思えません、そのサボったツケがこうやって出てきますので、お金の勉強は皆さんも真剣に取り組んで調子に乗らない事です。

 

大川氏は動画の中で「俺が潰れたらおもろいやろ?」と発言してますけど、明日は我が身です。全く笑えません。

 

 大川氏は他にも数社お持ちのようですので、そちらで再起できればいいですね。