貧乏どん底&ひきこもりスタートからリタイヤ生活にもっていった話

貧乏とひきこもり経験者が楽しい人生を送っているブログです。

終身雇用の崩壊が意味してるもの。

先日の続きを書くつもりでしたが、こういったニュースが入ってきたのでこちらを

 

優先で書いていきます。

 

リンク切れを懸念して内容は張り付けておきます。

 

 

 

経団連会長“終身雇用を続けるのは難しい”

4/19(金) 23:05配信

経団連中西会長は、企業が今後「終身雇用」を続けていくのは難しいと述べ、雇用システムを変えていく方向性を示した。大学側と経団連が議論した結果を、来週公表する予定。

経団連中西宏明会長「正直言って、経済界は終身雇用なんてもう守れないと思っているんです。どうやってそういう社会のシステムを作り変えていくか、そういうことだというふうに(大学側と)お互いに理解が進んでいるので」

経団連の中西会長はこのように述べ、「人生100年時代に、一生一つの会社で働き続けるという考えから企業も学生も変わってきている」との認識を示した。

その上で、これまで日本では、4月の一括採用で入社せずに、あとから非正規で入社した場合、たとえスキルを身につけたとしても正社員に待遇で差をつけられるというケースを示し、そうした雇用システムに疑問を呈した。

経団連と大学側は、個人にとっても企業にとっても、より良い雇用のありかたについて、これまでの議論を22日に報告するという。
 
 
このニュースを読んでピンと来ない中高生向けに解説すると
 
大手の会社は大学卒業した後、一度入社すると定年まで在籍するというのが終身雇用。
それと年齢を重ねていくと昇給するというのと適度な出世が約束されている年功序列
 
これが維持できませんよ、これからは実力で雇用し、出世させます。
業績悪くなったらクビにします。
と言ってるのです。
 
 
じゃあ誰がそんな事言ってるの?→経団連会長の発言ですから、経団連ですね。
経団連とは日本の代表的な企業1,376社、製造業やサービス業等の主要な業種別全国団体109団体、地方別経済団体47団体などから構成されています(いずれも2018年5月31日現在)
 
つまり企業の社長さんたちの集まりだと思っていい。
現会長は日立製作所
 
大手企業は終身雇用、年功序列を維持できないと宣言したという事ですね。
 
 

 

 
これ仕方がない・・・と思うのかな?世間では。
 
業績絶好調だったバブル弾けるまでは終身雇用と年功序列は守ってきた訳で、事業を維
 
持できないから終身雇用も守れないって話ですが、、、、
 
そもそも会社の経営側がバブル弾けてからダメダメなんですよ。
 
だって同じ景気でGAFAGoogle, Amazon.com, Facebook, Apple)は伸びました
 
よ。日本だと楽天とかソフトバンクですかね。
 
つまり経営戦略が間違ってやっていた結果がこうなっていると私は思います。
 
経営者がミスリードした結果、終身雇用も年功序列も維持できない訳ですから
 
 
 
良い成績とって良い大学に入って良い企業に入れば将来安泰だ!という教えは
 
過去のものという事です。
 
だって良い成績とって、良い大学卒業しても、多くの日本人が望む「安定的企業」
 
は皆無だから。※安定の定義は倒産しない、クビにならない、給与とボーナスのカットがない
 
となると外資系のいつクビになるかわからないけど給与が高い会社への入社を希望する
 
という動きが出るのではないか?と思います。
 
だって日本企業は終身雇用と年功序列が前提の安い給与でしたし、外資は結果出せな
 
いとクビですからね、、、その分給与が高いです。
 
こんな時代で多額の奨学金を使って大学卒業・・・・いつクビになるかわからないとか
 
何なの?

 

 
これからは勉強以外の自助努力(自分で努力する)しないとたちまち貧困層に突入し、
そこから抜け出すのは容易ではありませんよ。
 
若い時から自助努力する習慣を身に付けましょう。