貧乏どん底&ひきこもりスタートからリタイヤ生活にもっていった話

貧乏とひきこもり経験者が楽しい人生を送っているブログです。

《ゆたぼん》蛙の子は蛙と言います。

人気あるかはどうか?と思いますがYouTuberでゆたぼんという子供が義務教育期間の未成年で日本一周をクラウドファンディングで資金を500万を集め

 

まだ足りない、あと7県なんで!

これは物乞いではない。と。

 

炎上してました。

※今は奢られるのを目的にして活動しているようですが奢られも「物乞い」と変わりませんね。

なぜなら彼に履歴が無さすぎるから私だったら一緒に食事し学ぶ事がないから意味が無いですね。

 

話を戻しますが、炎上してるからか自称実業家の親まで擁護コメント出してる始末。

 

私が反応したいのは

①500万あったら車両費入れてもどんなガソリンの高騰があっても日本一周は可能である。今のガソリン代であれば多分2周できます。

 

②自称実業家とやらの父親の言動について

 

③本人は物乞いではないというが。。。。

 

④クラファンで手に入れた車を売却を公表。

 

この4つにコメントします。

 

①の車種なんか何でも良いので5万で買ってバッテリーとオイル交換で多分一周出来ますよ。心配ならブレーキ関係点検ですかね。日本車はスゴイです。

私はもらった軽バンで北海道へ行ってます。

もらった軽トラで沖縄行ってます。

日本車は偉大ですよ。

旅費に関してはホームレス経験者からしてみれば500万あったら日本3周位できるかもw

離島を制覇するとフェリー代が大きいので1周とかかもしれませんが詳細な収支報告も無しで赤字なんです!追加の金ください!じゃ炎上しますよ。

 

スポンサーは現れたようですが宣伝広告費だ思えば安いもんだと事で、まあ私なら安くても費用出しませんけどね。

だってイメージ悪いですから。

 

私は過去に「下道」を車で東京~鳥取砂丘まで一般道を1日で走ってます。

つまり燃料代とご飯だけで鳥取砂丘

東京を0時になった瞬間出発はしましたが、鳥取砂丘には夕方到着しましたよ。

 

観光しないで走るだけならそんなもんですよ。

 

②の自称実業家父親について

障害者用の駐車場に停めてる写真で炎上してことに「知らないくせに」と発言してますが、実業家であるならこういった事は予想できていたはずです。というか見込みが甘いと思います。

ホテルの指示で停めていいと言われたとか言い訳してますが、そもそもとしてこういった炎上は「ある程度は」予想するのが実業家であり、本当に実業家としてやっているとしても、この程度の予測ができないで実業家はビジネスとして成り立つのか?甚だ疑問に感じます。

 

500万「も」集めて出発して途中で足りないとか、会計の計算が甘すぎてビックリします。

とても「仕事として」実業家と言えるレベルではないように思いますが。。。。。

 

何より子供が炎上するリスクはYouTuberなった段階、そしてクラウドファンディングをやった事でもっと上がったはずですので、脇が甘い対応すると子供が犠牲になります。

 

予想できたはずです。

 

アンチが馬鹿だとか言ってる前に父親として、仕事をしている人として作業と対応が荒いですね。

その上でも、アンチが馬鹿とか人のせいにしている段階で大きな仕事はしていないと感じました。

 

例え人のせいで仕事の失敗があったとしても任命したのは自分なのだから自分の責任。という考えがないからです。

 

ネット情報が真実かどうかが判りませんが、、、、軽く調べた限りでは実態がない実業家のようにお見受けいたします。その辺詳しい方いらっしゃいますか??

※裏付けはしてないので明確には書きません。

 

③物乞いでは無いというが、物乞いですね。

ある意味ホームレス以下の思考です。

ホームレスは人の財布はあてにしませんからね。

乞食以下です。

 

ですが本人は物乞いでは無いと(笑)

 

喧嘩でボッコボコにされて明らかに負けてるのにボッコボコにされた本人が負けてないって言い張ってるだけですね。

 

物乞いですよ。

 

だいたい500万も予算あって足りないとかふざけてるとしか言いようがない。

例え親が同伴であったとしてもどう考えても予算が足りないということはない。

※クラファン会社等への手数料引いて380万位であるとの事ですが、クラファンする以上、手数料も計算済みでクラファンする訳ですから「足りない」はダメですよね。

 

④クラファンで買った車を売却すると言い始めました。⇩


 ゆたぼんは「【重大発表】」というサムネイルで配信。「スタディ号をどうするんですか?スタディ号がほしいです」という声が寄せられていたことを明かした。荷台にサンドバッグやソファが備えられたスタディ号の内装などを紹介した上で「スタディ号をほしいという人に売ろうと思います」と宣言。「さらに改良して旅してもいいし、スタディしてもいいし、人助けしてもいいし、自分専用にしてもいい」と話し、応募者をつのった。

 

・・・・クラファンという寄付を募ったお金で買った車を売却です。

これでは嫌われますね。。。筋が通っていないからです。

寄付で頂いたものですから、必要な場所があるのでしたら私も寄付したいので、応募して下さい!

 

でしたら手放すとしても違和感無いのですが、手放した代金は使いたい。という意味ですから違和感半端ないでしょうね。

 

何よりあの子の親ならこの日本一周は自転車で一人でさせるのがYouTuberとして企画が面白くなったし、何ならヒッチハイク無しの徒歩でも良かったかと。

自分が親なら徒歩でさせて、お遍路もさせる。

自分を見直す良い機会だと思うし。

 

それなら目撃した人は応援するし、感動の押し売り番組の24時間テレビ愛は地球を救うでも意味ない100kmマラソンさせるでしょ?

シンドイ映像を流すことで応援する(視聴率)人は居るんですよ。

 

それもしないで車で一周、他人のお金で一周では炎上するでしょうね。

 

なるべくしてなっている印象ですね。

 

この子はこんな若くして悪い意味で有名になってしまいました。

 

法的にはOKでも倫理がNGですね。

 

この子の将来が大変なるのではないかと危惧してますが、、、、自分の好奇心としては義務教育も受けないとどうなるのか?ケースモデルとして将来が楽しみでなりません。

 

 

《ホリエモン》こういう行動こそが器の大きさだと思います。

私はかなり前にホリエモンに対しこのような気持ちを書かせて頂きました。

 

 

orcaa.hatenablog.com

 

岐阜県の馬鹿がスシローで醤油ぺろぺろする動画が拡散されてからというもの、株価も下がり、何より回転寿司には行きたくない心情が生まれました。

 

あんなのやられてたら行きたくない!

と思うのは当然ですよね。

 

私はあまり回転する寿司屋は行かない方なのですが、今回の件で応援の意味で行ってきました。

 

ただ、湯飲みに関してもガリに関してもシステムの見直しが必要かもしれない時期が来たのかもしれませんね。

 

でも私は表にでる人ではないので、ほんのちょっとの貢献しかできませんが、この度ホリエモン氏が初スシローへ行って貢献してますね!

 

影響力のあるホリエモン氏ですから、前回の餃子の件に比べこういうの、すごくいいと思います。

 

 

記事はこちら↓

 

堀江貴文氏、話題のスシローに初来店で驚きの連続 「そらバズるよこれは」
客による迷惑動画が相次ぐスシローを、ホリエモンこと堀江貴文氏が初来店。「は!? 嘘でしょ!?」と驚きの連発に。


実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が、5日に自身公式YouTubeへ動画を投稿。顧客による迷惑動画の投稿が相次ぐ回転寿司チェーン・スシローを初来店し、驚きと称賛を連発した。

 

■入店から驚き
秘書とともにスシローを訪れた堀江氏は、冒頭からQRコードを用いた入店システムに「スゴくない?」などと驚く。

タッチパネルによる注文にも感心しながらオーダーしていき、最初に口にした粉末のお茶も「うまい!」と絶賛。「めちゃくちゃ新鮮」などと目を丸くする。

最初に注文した茶碗蒸しが届くと、「レベル高いなオイ」とクオリティーに感心し、続々と届く寿司にも舌鼓を打っていった。

 

■迷惑行為の一因も分析
食事にオーダーに受け取りに動く様には「忙しい(笑)とにかく忙しい」と漏らしたが、「これでさ、しかも安いんでしょ?」など、堀江氏はスシローを褒め続けていく。

一方、「だからあんな変な奴らが湧いてくるんだよなぁ」「善し悪しだよね」と、相次ぐ騒動にも言及した。

その後も、「割と楽しめるな」「確かに『スシローでえぇわ』ってなるわ」と感心し、秘書の「あんだけたくさんいい寿司屋さん行っててもそう思えるレベルってことですもんね」との指摘にも、「そうだね。1人5万円の寿司屋とか行って(笑)」と太鼓判を押している。


■お会計で1番の驚き「嘘でしょ!?」
その後は、「握るってよりは乗せてる感じ」「特殊なスキルもいらないよね。そら安くできるわ」「オーダーするのが楽しいからついつい頼みすぎちゃうんだよね」など、システムから経営戦略も分析。

気になるお会計は「結構食ったからさ、1人3,000円~4,000円くらいするんじゃない?」と予想したが、実際の金額は2人で4,390円。

これには「え? え?」「4千…? は!? 嘘でしょ!? 俺最後コーヒーまで飲んじゃったよ?」と、まばたきを速めて驚きをあらわにした。最後も、頭を抱えて「やばいな…」「そらバズるよこれは」とスシローを絶賛して締めている。

 

 

 

お金を稼げるようになるとお金はどんどん入ってくるのですが、器が大きくならないので、器が大きくなってるホリエモン氏、良いと思いませんか?

 

餃子の件はなんと情けないと私は思いましたが、今回の行動と影響力は非常に好感の持てる事をしてます。

 

素晴らしく良いですね。

 

 

 

 

 

《燃え尽きましたか》羽振りが良いから敏腕経営者とは限りません。

前の記事でも書いた姫路のトランプと言われた大川さんのメイン会社、グループ会社が破産手続きに入りました。

 

前の記事はコチラ↓

 

orcaa.hatenablog.com

 

 

そして今回は帝国データバンクからこのような発表がありました。

 

2022/09/28(水)

有限会社FELICE
元・ANGELOグループの不動産賃貸業者
破産手続き開始決定受ける
TDB企業コード:628010642

負債56億円

「兵庫」 (有)FELICE(資本金300万円、登記面=姫路市南畝町1-41、代表清算人由利佳久氏)は、債権者より破産を申し立てられ、9月14日に大阪地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は密克行弁護士(大阪市中央区高麗橋2-5-10、密総合法律事務所、電話06-6221-0460)。

 当社は、2005年(平成17年)9月に設立した不動産賃貸業者。姫路の不動産王と呼ばれた大川護郎氏が代表を務めていた(株)ANGELO(TDB企業コード:648009415)のグループ企業として姫路市を中心に神戸市・大阪市などにマンションやテナントビルなど多数の物件を保有。大川氏自身の著書やメディアへの出演などによる知名度向上もあって当社においても収益物件の取得を進め、2019年3月期には年収入高約5億700万円を計上していた。

 しかし、収益面では賃貸物件の稼働状況が低調だったうえ、借入金に伴う金利負担なども重く債務超過に転落。グループの中核企業である(株)ANGELOが2019年9月までに金融機関に対して返済猶予を要請していたが、経営再建のために賃料回収業務を委託していた不動産管理会社とトラブルが発生し、資金繰りが一層悪化していた。翌2020年9月には(株)ANGELOが銀行取引停止処分を受けたことで、グループ企業の信用不安が表面化。さらに債権者より破産を申し立てられ2021年1月には(株)ANGELOなどグループ企業3社が大阪地裁より破産手続き開始決定を受け、当社所有の不動産も相次いで競売となり、収入が急速に減少していた。こうしたなか、同年12月には当社株式を大阪の企業に売却。所有不動産の任意売却など清算手続きを進め、今年7月19日開催の株主総会の決議により解散していたが、今回の措置となった。

 負債は推定56億円

 

 

 

前の記事からしてみると借金額はかなり減っています。

 

これは所有する不動産を競売(融資している銀行等が裁判所の許可を取り強制的に売却する作業)しまして、最後に残った「高値掴み」したと思われる部分が56億だそうです。

 

私は競売にかけられたとしても大丈夫な位安く買ってますので、そもそも競売にはかからないようにしますが、競売になったとしても利益が出るようにしています。

 

しかし、もう潰れると判っている状態で大阪の会社へ株式売却というのはどういう理由なのかわかりませんね。。。

 

大川氏の知り合いにお願いしたのか、破格で株式を売却するにしても潰れるのは判り切ってますので、どういう意図なのか?

 

結局稼ぐ事が出来ても浪費がひどく、満室運営をしない。そんなのではどうしょうもありません、私も日々気をつけています。

 

よく「金持ちはケチが多い」と聞きます。

 

当然言われている人は金持ちではない人ですが、こういう事態を恐れて堅実に運営している人が多いのだと思います。

 

いくら羽振りが良くても複数の会社を潰して自宅まで失い、大川氏の年齢からの再スタートは銀行の信用も無くなってますから「現金」のみでスタートだと思われ、速度はかなり遅くなってしまいます。

この状態で知人友人にお金を借りれるのであれば良いのですが、、、、、

 

やはり「物」では幸せにはなれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

《覚悟の違い》這い上がった人の成功例(長文)。

ツイッターで中々面白いのを見つけたので紹介します。

 

ゆな先生というアカウントの方は女医さんらしいのですが、実家は貧乏で兄弟の面倒を見なくてはならない状況からの成功例ですが、これを運がいいだけとかでは私は思ってません。

 

転記しますので内容を見て最後に雑感を述べさせていただきます。

 

 

ゆな先生 @JapanTank
【ある女医の青春と学歴】
一昨年、人生で初めて額面年収が2000万を超えた。
「あれから、何年経ったんだろう」。
Twitterで流れてくる「経験中心の履歴書」のタイムラインを見ながら、遠い故郷を思い出していた。
私は現役である慶應医学部に入った。華々しい学歴だと思うだろうが、身の上話をする。

  
2022-08-24 18:13:22
ゆな先生 @JapanTank
私は人口減少が続く村の長女として生まれた。勉強はよく出来た。
実家は裕福だったが、若い頃に父が病気で倒れたあとは家計は苦しかった。父亡き後、母は子供3人を女手1つで育て上げてくれた。ふるさとは市町村合併で吸収され市になって村の名前は滅びたし、村に続く鉄道は廃線になってもうない。

  
2022-08-24 18:13:23
ゆな先生 @JapanTank
父が他界したあと、母が仕事で遅くなることが増えたので、中学入学後は夕食は兄弟姉妹で分担することになっていた。
私は月・水・金を、弟が火・木を担当した。
私はテニス部に入っていたが、夕食の準備がない火曜と木曜だけはフルに練習に参加できた。ラケットと靴は卒業した先輩からのお下がりだ。

  
2022-08-24 18:13:23
ゆな先生 @JapanTank
夕食作りの都合でコート整備までいられずに、急いで帰ることもあった。
雨が降った翌朝は、早朝1人学校に来て、スポンジでコートの水たまりを乾かしたりしてコート整備できない埋め合わせをした。
剥がれたライン部分にはライン引き石灰で線を引いた。
先生も同級生も事情を知っていて、皆優しかった。

  
2022-08-24 18:13:24
ゆな先生 @JapanTank
テニスコートでの練習量が他の人より半分になるので、早朝や夜に走ってスタミナをつけた。
田舎には信号がないから、どこまででも走れた。夏になると足元でバッタが跳ねた。
私は片道20kmにある公立高校に入った。電車はなく夕飯の買出もあるから、1時間に1本のバスではなく、ママチャリで通った。

  
2022-08-24 18:13:25
ゆな先生 @JapanTank
1日往復40km。安いママチャリだったから、年に何度もパンクし、学校に遅刻した。
鞄の中にはパンク修理キットを入れていた。1年で10000kmくらい走ったと思う。
片道25km自転車で通っている同級生もいたが、彼がパンクも遅刻もしないのを不思議に思っていた。地元の人はだいたい同じ高校だった。

  
2022-08-24 18:13:25
ゆな先生 @JapanTank
母校の小学校には誰1人として私立の中高一貫校に進学した人はいなかったし、そもそも「中高一貫校」や「中学受験」なるものが存在することを知らなかった。帰国子女に会ったことは当然ない。
高校も、私立に行くというのはよほど勉強ができない人だと思っていた。

  
2022-08-24 18:13:26
ゆな先生 @JapanTank
高校でも成績は良かった。部活も継続したが、夕食当番は相変わらずだった。
塾ないし、たまに1時間かけてバスで隣町までいって参考書を買った。成績が良いのは母も喜んでくれた。
中学と違い高校は学費がかかるから、「お母さん頑張るから」と残業を頑張ってくれていた。

  
2022-08-24 18:13:26
ゆな先生 @JapanTank
高校2年の夏、ママチャリで帰宅中に知らないおじさんに声をかけられた。
「あんたゆなちゃんやろ。その自転車で通ってるんか」

私の名前をなんで知ってるのかはわからなかったが、村人というはなぜか他の家の子の成績や、好きな食べ物まで知っている。
おじさんの家についていった。立派な家だ。

  
2022-08-24 18:13:27
ゆな先生 @JapanTank
「これ(次男坊)にちょっと勉強教えてやってくれんか。小遣いやるから。あとこの自転車乗らないから、あんたにやるから」と言われた。
1ヶ月勉強を教えた。次男坊は私より年上の高3なのに数学は中学レベルからやり直しだった。英語は妙によくできていた。成績は随分伸ばせたと思うし、感謝された。

  
2022-08-24 18:13:28
ゆな先生 @JapanTank
私が1ヶ月の家庭教師で得たものは、まとまったお金と、摩擦抵抗の少ない細いタイヤ、シマノの高速ギア、そしてカーボンの抜群の軽さを備えたGIANTのロードバイクだった。いくらするのかは当時は知らなかったが、20万はする。

学校への通学時間は半分になった。高速で走ってもパンクもしなくなった。

  
2022-08-24 18:13:28
ゆな先生 @JapanTank
泥除けがないので雨が降ると制服のブラウスの背中が泥だらけになる。だから雨が嫌いだった。でも、通学時間が半分になったことで、部活に使える時間も勉強に使える時間も増えた。お金は参考書とか弟たちの部活の道具などに使って、余ったぶんは将来のためにと、とっておいた。

  
2022-08-24 18:13:29
ゆな先生 @JapanTank
高校時代、男子に告白もされた。でも、誰とも付き合うことはなかった。
恋愛をしたいなと思ったけど、私には家族の面倒を見る必要があったし、勉強もしたかった。海外留学とか、オープンキャンパスとか、大手予備校の夏期講習とか、そういうのにも行きたかったけど、そんな時間もお金もなかった。

  
2022-08-24 18:13:29
ゆな先生 @JapanTank
私は、経験を買うことができなかった。経験どころか恋愛も時間とお金が必要だった。
村には外国人なんていないし、学校の英語の先生も英語は話せなかった。家にインターネットはなかった。
父が遺した古いソニーのラジオを使い、電波の届きやすい2Fの窓際で、入りにくい日は外に出て、

  
2022-08-24 18:13:30
ゆな先生 @JapanTank
NHKラジオ英語講座を聞いて生の英語の声を聞いてリスニング対策の勉強した。
短波放送で海外から流れてくる微量な電波を受信して、海の向こうに思いを馳せた。
大学で東京に来たとき、東京ではラジオがきれいに入ることに感動した。外国人もいっぱいいて、米軍放送で英語を24時間聴けるのも驚いた。

  
2022-08-24 18:13:31
ゆな先生 @JapanTank
高3のとき、進路選択の問題に直面した。
田舎には、高収入な仕事は2つしかない。
中小企業の経営者か、医者だ。
経営者は跡継ぎ息子がやるから、優秀な人間は医者になる。だから東京の高校より地方の高校のほうが医学部に行くことを重視する。経営者か医者以外は、地元で定収入で働くか、

  
2022-08-24 18:13:31
ゆな先生 @JapanTank
コネで地方公務員をやるか、高収入を求めて都会に行かなければいけない。
しかし私はそもそも大学に進学するお金をどうするのかが喫緊の課題だった。私には弟たちがいたので、彼らのことも考える必要がある。お金を集められなければ、高卒で地元の飲食店で働くか、役場で高卒事務員をするしかない。

  
2022-08-24 18:13:32
ゆな先生 @JapanTank
役場に高卒枠があるのは、私みたいな人を救うためだろう。
「ゆなちゃんうちのスナックで働けばいいじゃない。お客さん増えて嬉しいわ」
と声をかけてくれるおばちゃんもいた。
高卒で都会に出てキャバクラで働くとかも考えた。
キャバクラやAVならいくら稼げるのだろうと真剣に調べたこともあった。

  
2022-08-24 18:13:33
ゆな先生 @JapanTank
そのお金で、学費と東京の居住費は払えるだろうか。

「初めての相手は彼氏がいいけどなー」と思ったりもした。

高3の夏に、資金問題が大きく動く。
地元で先祖代々会社経営をしている村一番の金持ち名家がいて、その社長を訪ねた。
あのロードバイクをくれた家だった。

  
2022-08-24 18:13:33
ゆな先生 @JapanTank
ベンツが止まっていて、玄関には立派な生花とゴルフクラブがある。
最新の模試の結果を3つと、校長からの推薦状をもっていった。
社長はあのおじさんだった。背は低く太っているが、目は鋭い。
「東大に行きたいんです。もし受かったら、卒業までの学費と東京居住費を無利子で貸してくれませんか」

  
2022-08-24 18:13:34
ゆな先生 @JapanTank
模試は志望校はA判定だったが、田舎でも受けられるのは一般的な模試ばかりで、東大模試は都会に出ないと受けられず、その結果を聞かれないか心配だった。

「あんた、XXさんちのゆなちゃんやろ。お母さんは元気か」
「俺は商業高校しか卒業してないけど、親父から継いだこの商売を大きくしてきた」

  
2022-08-24 18:13:34
ゆな先生 @JapanTank
「でもな、商売すればするほど、英語とか理科ができんといかんと思うときがある」
「知ってると思うが俺の息子はぼんくらだから、海外に留学させた」
「俺じゃあんたの成績はわからんから息子呼ぶわ、おいXX(社長の息子)、おるか?」

社長の息子は確かに地元ではぼんくらで有名だったが、

  
2022-08-24 18:13:35
ゆな先生 @JapanTank
高校のときに米国に1年交換留学にいって、そこから留学経験を引っさげてAO入試で東京の有名私立大学に通っていた。
私が教えた数学で留年を回避したと聞いた。
寝起きの面のぼんくらは社長に模試結果内容を説明し、社長は無利子融資の承諾をしてくれた。

「あんた、がんばって受かれよ」

  
2022-08-24 18:13:36
ゆな先生 @JapanTank
私はそこから必死に勉強した。赤本は遠くまで買いに行った。在庫がないと困るので事前に電話した。
夕食当番はセンター試験がある1月からは弟たちが肩代わりしてくれた。
家庭教師で稼いだお金の残金で、東大と慶應2つを受験する。慶應の医学部は私立では一番安いが、それでも高すぎる。

  
2022-08-24 18:13:36
ゆな先生 @JapanTank
東大に受かれば社長から無利子の融資を受けられる。
慶應にいくお金はないが、そのときはキャバクラでもAVでもいいからなんとかしようと思っていた。
一般的な大学受験は、まず1月下旬にセンター試験、2月上旬から私立の低難易度校、2月中旬に早稲田、慶應、2月末に国公立二次試験(東大など)で終える。

  
2022-08-24 18:13:37
ゆな先生 @JapanTank
センター試験は95%取れた。これなら慶應法とか中央大法とかならセンター試験のスコアだけで全然受かるレベルだった。
留学していればAO入試であの算数ができないぼんくらでも受かると思うと複雑だが、他人のことはどうでも良かった。

まず慶應医学部の試験が始まる。2月中旬に一次試験。

  
2022-08-24 18:13:37
ゆな先生 @JapanTank
3月上旬に二次試験がある。この間の2月末に、国公立(東大)の二次試験がある。
東京に何度も行かなければならないので、お金がかかる。社長は自分の出張ということにして会社からお金を出してくれた。

東京大学理科III類の受験日の直前、母が倒れた。

  
2022-08-24 18:13:38
ゆな先生 @JapanTank
正規雇用として長らく働いていたが、3月で派遣契約が終わると告げられて、過労もあって倒れたという。
母は学もなく、賃金の低い仕事しかなく、兄弟3人を食わせるために働いてばかりいた。
弟たちは「母は任せろ」と東京へ向かって試験を受けるよう言った。社長がベンツで駅まで送ってくれた。

  
2022-08-24 18:13:39
ゆな先生 @JapanTank
東大って初めて来たけど、慶應と比べてこんなに広いんだなあ、いいなあと思った。
しかし母のことで試験に集中できず、結果はさんざんだった。
自分の実力がなかったのがいけないが、これまでやったすべての過去問の出来よりも悪かった。でも、ここまで頑張ってくれた母、そして兄弟には感謝しかない。

  
2022-08-24 18:13:39
ゆな先生 @JapanTank
キャンパスを離れるとき、「ここに通いたかったなあ」と思った。
遺伝子を持たざる者、一家に伝えられる教育法を持ち合わせていない者、資金を持たざる者、それゆえに経験を買うことが出来ない者が、自己の努力で人生成り上がれる仕組みである学歴。AOや指定校推薦では入れない東京大学

  
2022-08-24 18:13:40
ゆな先生 @JapanTank
確かにSAPIX鉄緑会に幼少期から通い、さらに遺伝的な要素を持った人がが合格することは多いし、その上太い実家に生まれた人は多い。
しかし、100万200万を軽く投じて留学へいって勉強があまりできなくても裏技的に早慶にAOで入るルートとは違う、格差是正の道でもある。

  
2022-08-24 18:13:40
ゆな先生 @JapanTank
江戸時代の封建的な制度を廃し、身分や資金に関わらず、全国から優秀な人材を集めて国家を豊かにしていこうというのが明治維新であり、近代日本の発展の歴史ではなかったか。東大も、そんな国家の発展のために作られたはずだ。
私はたどり着けなかったが、その試験に通ることは、正義だと思っている。

  
2022-08-24 18:13:41
ゆな先生 @JapanTank
慶應医学部の合格書類を前に、私は悩んでいた。
どうやって6年通うことができようか、それどころか、収入がなくなった母と弟たちはこれからどうやって生活していけるだろうか。自分が働かなくては...

私は合格通知と学費明細をもって社長の家を訪ねるとこう言われた。

「なああんた、大変だったな」

  
2022-08-24 18:13:42
ゆな先生 @JapanTank
「あんたの学費と生活費、ワシが払ったるわ。返さんでもええ。あと、あんたの母ちゃんはウチで雇ってやるから、家族のことは安心せい」
「その代わり、ウチのぼんくらが将来結婚できんかったとき、あんた結婚してやってくれんか。子供は3人欲しい」

  
2022-08-24 18:13:42
ゆな先生 @JapanTank
私はこの条件に承諾した。今でこそ法律上無効な契約だったのだと理解しているが、私は契約書にも指で拇印した。
自由も、金がないと得られないのだ。
しかしそれでもこの篤志家社長には本当に感謝している。
毎年盆暮れには手紙を出しているし、帰省したときには挨拶に行っている。

  
2022-08-24 18:13:43
ゆな先生 @JapanTank
東大に進めなかったことはとても残念で申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、私は結果として大学に進むことができ、立派な職につくことが出来た。
ただ、本当に好きな分野でバリバリと仕事をすると給料が足りないので、業界の中でも儲かる仕事を選ばざるをえないところは今でもある。

  
2022-08-24 18:13:43
ゆな先生 @JapanTank
医療脱毛のバイトをすればいそにいのような人物が来ることもある。だが、そんなことはどうでもいいのだ。

学生時代も、大学内外で様々な奨学金があったので、何百万円という単位で給付の奨学金を得ることも出来た。それも誰かが出してくれたお金で、名もなき人々にも感謝をしている。

  
2022-08-24 18:13:44
ゆな先生 @JapanTank
同級生の中にはベンツで通学してくる者、家賃100万のタワマンで下宿している地方豪族、様々な国へ留学へいった者などなどいろいろいたが、私立とはいえ「経験」だけで入れる学部ではなかったから、一種の連帯感と信頼があった。
金がなくとも、同級生たちは自分を受け入れてくれたし、楽しかった。

  
2022-08-24 18:13:45
ゆな先生 @JapanTank
必死に勉強して勝ち取った学歴で、時給1万円の家庭教師のバイトも得られ、随分生活は楽になり、時間の余裕も増え恋愛をすることも出来た。
初めて彼氏と過ごした夜は、愛や快感はあってもモヤモヤしたやましさを感じていた。
あのぼんくらと結婚しなきゃいけないと彼氏には言えなかった。

  
2022-08-24 18:13:45
ゆな先生 @JapanTank
私は学生時代から何度も何度も必死にぼんくら君に女性を紹介した。恋愛の至難もした。とにかく必死だった。
自分のことを日本一必死になってくれるの婚活斡旋所だと思った。
彼が若いうちに私ではない女性と結婚してくれたので、結婚義務が解消した。
その後やっと私は晴れ晴れした気分になった。

  
2022-08-24 18:13:46
ゆな先生 @JapanTank
ぼんくら君は、AO入試で私立文系に進んだあと、その英語力を買われ外資の良い会社で働いていて、収入もまあまああるようだ。
やはり会話をするとズレた感じはあるし知性ないが、悪いやつじゃない。
彼は契約書のことを知っているのだろうか。

  
2022-08-24 18:13:46
ゆな先生 @JapanTank
私の年収は去年2000万を超えた。勝ち取った2000万だが、恵まれた2000万でもある。
あのとき篤志家社長がいなかったらどうなっていただろう、親が教育を施してくれなかったら、どうなっていただろう。自分だけで勝ち取ったものではない。

  
2022-08-24 18:13:47
ゆな先生 @JapanTank
経験で評価されたらどうだろう?何カ国に留学に行きました、ボランティアに参加しました、と言っている人がいる一方で、私が早起きしてスポンジで水たまりを吸っていたと言って評価をされるか?夕食を家族のために作っていたと言って評価されるか?
私が2000万を得るに至ることは出来なかっただろう。

  
2022-08-24 18:13:48
ゆな先生 @JapanTank
私は表面上だけきれいなことを言うリベラルを好きではない。
持たざる者が成り上がるための逆転ルートを阻もうとする人、性的・外見的魅力で利益を得ることをなにが何でも邪魔しようとするフェミニスト、結果的に社会の不利益になっているSDGs活動、言論の自由を封じるLGBT活動なども増えてきた。

  
2022-08-24 18:13:48
ゆな先生 @JapanTank
暇でそこに時間を使える人、それによって利益を得られる者たちが群がっているのだろう。
彼らの大半は自己の利益に誘導していたり、することがないので表面的にきれいなことばかり言って中身がない活動をする。
親から与えられた圧倒的な資金力と経験で、よくわからない国際団体活動に参加し、

  
2022-08-24 18:13:49
ゆな先生 @JapanTank
同じようなバックグラウンドの参加者たちとエコーチャンバーを形成して何が世界なのだ。
そんな表面的な活動が「経験」なのか?

それが「経験中心の履歴書」の社会なら、持たざる者にとっては這い上がる道がないディストピアではないか。

  
2022-08-24 18:13:50
ゆな先生 @JapanTank
私が篤志家社長から資金を得られなかったら、奨学金を合わせても足りなかったら、キャバクラやAVにでも出てお金を稼いでいたかもしれない。
やってみたら意外と楽しい仕事で、ハマってたのかもしれない。それとも、それすら法律で禁止され、四面楚歌になりつらくて死んでいたのかもしれない。

  
2022-08-24 18:13:50
ゆな先生 @JapanTank
福沢諭吉の「天は人の上に人を造らず」には続きがある。
現代語に訳すと
「しかしながら実際には賢い人と愚かな人、貧しい人と富んだ人、身分の高い人と低い人がいて、雲泥の差がついている」
「だからこそ、その不平等な差を埋めるため、生まないために、勉強して自分を磨こう」
と続く。

  
2022-08-24 18:13:51
ゆな先生 @JapanTank
もちろん、そこに経験が組み合わさり、机上の空論ではないリアリティあふれる考え方が出てくるのが理想なのは間違いない。

話は変わるが、私は社会に出てから、性差別や人種、国籍、出身、様々なバックグラウンドによって利益を得ることも利益を失うこともない世界はないものかと思っていた。

  
2022-08-24 18:13:51
ゆな先生 @JapanTank
見た目が良いから、女性だから下駄履いてるんでしょと言われるのも嫌だし、その逆で損をするのも嫌だ。
そこでたどり着いたのが株式投資だった。お金に性別も色もない。お互いにわからない。
運も大きいが、自分の実力と意思決定だけで決まり、数字で明確に結果が出るのは気分がいい。


ゆな先生 @JapanTank
去年、資産が1億を超えた。高校時代からは想像もできないところまで来た。
篤志家社長に現状を伝え返済を申し出たが、彼は頑なにお金を受け取らない。

  
2022-08-24 18:13:53
ゆな先生 @JapanTank
「俺が死んだら、墓参りにたまに来てくれたらいいよ。墓掃除、適当にやってくれればいいからさ」

と言われる。
社長が死んだら、ジャパネットでケルヒャーを買って、年に一度は派手に掃除してやろうと思っている。

(これはある女医の話で、内容は史実とは異なります)

  
2022-08-24 18:13:53
ゆな先生 @JapanTank
意外にも反響が大きいので、書籍を二つお薦めしておきます。

一つは「学問のすすめ」現代語訳版。
学問のすすめは、学がない大衆向けに出版されたもので、比較的読みやすい内容になっています。

amzn.to/3pHlvrw

  
2022-08-25 12:40:50
学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)

福澤 諭吉,斎藤 孝

ゆな先生 @JapanTank
もう1冊は、「文明論之概略」。
こちらは学問のすすめを、より学がある人向けにより詳細に記述したような内容になっています。
学問とはどうあるべきか、科学や文明は私たちの社会にどのような存在なのかをわかりやすく解説してくれています。

amzn.to/3QNjdmU

  
2022-08-25 12:40:50
現代語訳 文明論之概略 (ちくま文庫)

福澤 諭吉,孝, 齋
  

 

私が感心したのは「必死」に生きていた事でスポンサーが現れた事と、そのスポンサーからぼんくら君との結婚、子供は3人という条件を高校生の時にしたこと。

他にはキャバクラでもAVでもいい・・・・と書いてありましたね、それが高校生にどれだけの「覚悟」であったか。

 

その覚悟を持っているから現状打破ができたと思います。

 

世間の人はもっと覚悟は無い。

 

AVもイヤかもしれないけど好きでもないぼんくら君との結婚と子供3人ですよ?

ものすごい覚悟だと思います。

 

盛ってる部分もあるかもしれませんが、勉強できても貧乏ならある一定の「覚悟」が必要だと思います。勉強できないなら更により一層の覚悟が必要です。

 

その覚悟があるからスポンサーは大学の費用も生活費も母親も面倒見てくれたのだと思いますし、何より「成長株」と判断しなければスポンサーになんかなりませんよ。

 

必死に自転車で通学し、必死に生きていたから声をかけてくれたのだと思います。

 

運の良い成功例という人が居そうですが、この覚悟こそが成功への道だったようにおもいますね。

 

ちなみにカーボンの自転車はもう使わないからあげると言ってくれたと書いてありますが、おそらくはゆな先生のために買った物だと。

田舎なんて免許持っていれば車で移動しますので、自転車乗りませんよ。

君に用意した。では受け取りづらいから

もう乗らないからあげる。だと受け取りやすいですよね。

 

大人の優しさです。

 

そして懸命に生きてる姿を他人は意外と見ているものです。

ですから声をかけてくれた。

 

努力って自分でしたって自称するのではなく、他人が評価するものです。

他人があんた、頑張ってるなぁ。と言ってくれて=努力していると言えるでしょう。

 

そこまで必死に懸命に生きたからこそ活路が出たのだと思ってます。

 

学問的レベルでは「頭が良い」と言えると思いますが、ただ、、、、ゆな先生の考え方は少し貧乏人ならではの屈折があるような書き込みもありましたので、私は全ての考えに同意している訳ではありません。

 

ゆな先生は他のツイートで

金があれば経験はつめると。

留学もできるし、、、と書いてますが、留学とは「学」、つまり学びに行くわけですから元がボンクラでは留学の意味を成しません。学ばないのだから。

 

要は親がお金出してもボンクラに留学させた所でぼんくらベースではどうしょうもないと思うんですね。留学費用も留学期間も人生のムダではないかと。

行く意味がない訳ですからムダな投資であるかと思うんです。

 

ゆな先生の考えは「自分がしっかりした生き方ができる場合の親が金持ち前提」は成り立つ意見だと思いますが、だいたい親が金持ちで子供が野心があって謙虚に実直に生きている人より、ボンクラ率は高いと思うんですよ。だって親が何でも用意してくれ、親が何でもやっといてくれるんだから。

 

2代目のボンクラ、私の周りにも居ますけどね。二代目でしっかりしている人であるなら「学」はどれだけしても良いと考えます。

 

何が言いたいかと言うと

お金をかけ経験を積ませても元が悪ければ意味をなさない。と私は考えてます。

 

 

 

《経験不足と情報不足》失敗したとしても何も死ぬことはない。

消費者金融から資金調達し暗号資産に手を出し失敗(詐欺にあった)した事で自殺された記事を見つけました。

 

リンク切れ懸念の為記事は貼付けておきます。

 

そして娘は命を絶った ~“暗号資産”めぐる事件の果てに


遺影には、ほのかの大学の卒業式の写真を使いました。

社会人になったばかりの22歳。

150万円を借りてまで暗号資産の運用をうたう投資に手を出したのは、同級生からのSNSがきっかけでした。

遺書の最後は、こう締めくくられていました。

「服とかは売ってね。多少のお金にしかならんかもやけど」

グループの一部は摘発され、有罪判決を受けました。
娘のようにつらい思いをする人が1人でも減ってほしいと、被害救済の団体設立に協力した母親が思いを語ってくれました。

 

社会人1年目の娘に異変

亡くなる直前に友人と旅行に
ほのかの様子がおかしいことに気づいたのは、2020年の9月に入ってからでした。

元気がなく、「どうしたん?」と聞いても返事はありません。

15日を過ぎたころ、ようやく意を決したように打ち明けてくれました。

「×××というグループに150万円を投資したけどお金が返ってこない。だまされた」

詳しく話を聞くと、投資トラブルに巻き込まれていたことがわかりました。

・大学の同級生を通じて投資に勧誘され、消費者金融に借金をして150万円を渡してしまった。
・返金を求めたが断られ、消費生活センターに相談したけどだめだった。

その後、部屋でずっとうつむいて過ごすようになったほのかは、9月下旬に心療内科を受診し、「うつ病」と診断されます。

 

既読にならなかったLINE
夫と離婚し、1人でほのかを育ててきた私にとって150万円は、簡単に返せるお金ではありませんでした。

金策のために親族を頼ったり、銀行に相談したりしていましたが、ほのかの状況はよくありません。

これ以上思い悩ませては危険だと感じ、会社を休んで友だちと旅行に行くように伝えました。

そして九州に旅行に行き、帰ってきた翌日の10月1日でした。

仕事を終えて帰宅すると、ほのかの姿がありません。


母親が送ったメッセージ
「今帰ってきたわ」 「どこ行ってるん?」

LINEでメッセージを送っても、既読にならないまま。

友人たちに聞いても、誰も居場所を知りません。

最悪の想像が頭をよぎり、警察に届け出ました。

そして午前0時すぎ、警察から連絡が入りました。

「娘さんが見つかりました。ホテルの部屋で亡くなっています」

遺書につづられた言葉

母親に宛てた遺書
ほのかは私や友人、勤務先などに宛てて、5通の遺書を残していました。

まじめな性格を示すようにそれぞれしっかりと書かれています。

感謝の言葉から始まった私宛ての遺書には、投資トラブルの件がつづられていました。

お母さんへ

22年間、ずっと私を育ててくれてありがとう。

この22年間、生きていて大変なことが沢山あったけどとても楽しかったです。

今回の投資詐欺の件で沢山迷惑をかけ、心配をかけてしまって本当にごめんなさい。

昔から人一倍考え込みやすい性格だったので、「そんなことで悩む?」というようなことでもよく悩んで心配させていたと思います。

こんなくよくよした娘のことを大切に想ってくれて本当にありがとう。

奨学金は保証人になってもらっているのに、その支払いも終わっていないままこんなことになってごめんね。

最後まで迷惑をかけ続けていなくなってしまう親不孝な娘でごめんね。


そして、最後はこう結ばれていました。

「服とかは売ってね。多少のお金にしかならんかもやけど」

消えない後悔

ほのかさんの母親
時折涙ぐみながら、亡くなったときの状況を語ってくれたほのかさんの母親。

当時のことを後悔し続けているといいます。

ほのかさんの母親
娘が亡くなる前にもっと早く警察に相談すればよかったとか、相手に返金を求めるときに自分も一緒に行ってたらこんなことにはならなかったのかなとか、できたことがたくさんあったのにとすごく後悔しています」


ほのかさんが2歳のときに両親は離婚。

父親から養育費がほとんど払われないなかで、母親は女手一つでほのかさんを育ててきました。

しかし体調を崩して仕事を休むことも多く、月収が7万円だったことも。

ほのかさんはそんな母の苦労を見て育ったといいます。

社会人となり、まもなく自身の奨学金400万円の返済も始まる予定でした。

母親は投資が自己責任である以上、借金までして出資した娘にも責任はあると考えています。

ただ決して裕福ではなかった家庭環境のなかで少しでもお金を得たいという気持ちがあり、そこにつけ込まれたのかもしれないと話しました。

ほのかさんの母親
「皆さんからしたら『150万円くらい』って思われるかもしれませんが、うちにとっては大金です。奨学金の返済を抱えて、私からは『結婚資金も貯めなさい』と言われてプレッシャーも感じていたのかもしれません」

きっかけは友人のSNS
「娘はなぜ死ななければならなかったのか」

母親は手がかりを求めて、ほのかさんのスマートフォンやノートを調べました。


のちに弁護士にも協力を依頼し、それらを分析したり友人に話を聞いたりするなかで、投資案件の内容や経緯がわかってきたといいます。

ほのかさんが出資するきっかけになったのは、大学の同級生だった友人のインスタグラムを見たことでした。

それは「投資に興味がある人?」というアンケートで、ほのかさんが興味を示すとその同級生から“高校の同級生”だという男を紹介されます。

投資先とされたのは、海外に拠点を置いているという会社で、「AIを駆使して暗号資産を運用するので、投資すれば多額の配当が出る」とうたっていた事業です。

ほのかさんのノートには、市場で安く買った暗号資産をほかの市場で高く売って利益を出す「アービトラージ裁定取引)」など、専門的な用語が書かれていて、言葉巧みに引き込まれていった様子がうかがえます。


ほのかさんは「マルチ(商法)ですか?」と疑っていましたが、男はそれを否定したうえ、考える時間を与えないかのように現金を早く用意するよう迫っていました。

貯金のなかったほのかさんは、「引っ越しの代金という理由にすれば消費者金融で借りられる」と指示され、1日で3社から50万ずつ借りて男に渡してしまったのです。

同級生に男を紹介されてわずか4日後でした。

ほのかさんの母親
「娘は完全な情報弱者で投資のこともまったくわからなかったと思いますが、会社を経営されている方なども同じ被害を訴えています。自己責任だけで片づけられる問題ではないとも感じるので、勧誘した側にはきちんと責任をとってほしい」

ほのかさんが亡くなってからおよそ1年後。

警視庁がグループの強制捜査に乗り出しました。

国に無登録で投資を募ったとして金融商品取引法違反の疑いで50代のメンバーらを逮捕。

調べによりますと、各地でセミナーを開くなどしてさまざまな世代を勧誘していたものの、途中で配当が滞るようになったということです。

その後、このメンバーは執行猶予付きの有罪判決を受けました。

出資を募り、グループが集めた金額は全国で650億円にのぼるとみられています。

一方、ほのかさんを勧誘した20代の男も刑事告発され、金融商品取引法違反の罪で略式起訴されました。

若者からの相談急増 背景に何が
暗号資産に合法的に投資をすること自体は問題ありません。

一方で、国民生活センターによりますと、暗号資産や情報商材など具体的な商品のない儲け話を「人に紹介すればさらに儲かる」などとうたう「モノなしマルチ商法」に関する被害相談は、2021年度は4700件余り寄せられています。

このうち29歳以下は2723件と全体のおよそ58%を占め、4年前に比べておよそ25ポイント増加しているのです。

なぜ若者からの相談が相次いでいるのか。

若者の行動や金融リテラシーに詳しい専門家は、社会で経済的な不安感が広がるなか、値動きの激しい暗号資産の運用をアピールすることで関心を持つ人が増えているのではないかと指摘しています。

成蹊大学 高橋暁子客員教授
「年収は頭打ち状態で、多くの人が将来に対し経済的な不安を抱いているなかで、暗号資産に投資して儲かったとか、億単位の資産を築いた“億り人”が出たという話を聞く機会は多くあります。『暗号資産なら値動きの大きさから一獲千金も可能かもしれない』と潜在的に刷り込まれ、悪質なグループにつけ込まれているのではないでしょうか」


高橋暁子 客員教授
そしてSNSもその状況に拍車をかけていると警鐘を鳴らします。

成蹊大学 高橋暁子客員教授
SNSの投稿で『儲かっている』とか『いい生活をしている』といった内容を写真付きで投稿している人もいる。同じような投稿ばかりに囲まれると、それが当たり前だと思い込んでしまう『エコーチェンバー現象』が利用されている可能性がある。若者はSNSのやりとりに抵抗感がないため、投資を持ちかける側からすればターゲットにしやすいという側面はあると思います」

被害救済へ団体立ち上げ ほのかさんの母親も協力
どうすれば被害を防げるのか。

投資グループの中には“自転車操業”の状態に陥り、検挙されたときには被害者に返す資金が残っていないケースも少なくありません。

そこでことし7月、ほのかさんの母親も協力して弁護士などが新たな団体を発足させました。

団体では、違法性が疑われるケースについては検挙前の段階でグループの財産を差し押さえたり、資産の凍結を命じたりできる新たな制度の創設などを国に求めることにしています。


団体の顧問 杉山雅浩 弁護士
杉山雅浩弁護士
「お金をとられた人たちのほとんどが泣き寝入りの状態になっている。今の制度では出資したお金を回収する方法が限られている。詐欺などの犯罪行為で得た収益をはきださせるため、口座などを調べてすべて差し押さえ、出資者に分配するなどの制度を設けるべきです」

 

取材後記

「自分も知識がなかったので娘に教えたくても教えてあげられなかった」

ほのかさんの母親は何度も“悔しい”と繰り返していました。

私(記者)が暗号資産を含む様々な投資トラブルの取材を始めて3年。

この間に成人年齢が18歳に引き下げられ、個人の金融資産については「貯蓄から投資へ」と呼びかけられています。

投資にはリスクが伴い、自己責任が生ずることには疑いはありません。

 

 

私の見解としては・・・

まず表題のように何も死ぬことはない。

 

マジでそう思います。

 

確かにお金の無い時期に150万は大金ですが、人生で見たら誤差みたいなものです。

 

圧倒的な経験不足と情報不足で自分の器以上の勝負をしてしまったのが敗因だと思われますし、何より近場に私のような人がいれば助かった命だったと感じます。

 

これが原因で鬱になったとの事ですから、鬱が原因での自殺では私は救えませんね、医者でもありませんので。

 

しかし、元の原因の部分はまあ150万位慌てる事もないかな、、、と思います。

奨学金入れても550万ですので。

 

こういう手法に引っかからないためのポイントを説明します。

 

1 SNSなどで私儲かってますアピールしてる人は相手にしない。みんな楽(らく)して投資で儲けよう!とか投資に興味ある人~~!とか書いてる人。しかも同世代の若い人。

2 まあ仮にそんな人に面談したとして、資金調達を金融機関(銀行等)を使わず消費者金融に引越しを理由に50万づつ3社「1日で」引き出しを推奨するスキーム。

3 セミナーを開いている。

4 自分はお金だけ預ければ儲かるスキーム。

5 一回は配当を出す。逆に言えば2回目から配当は無い。

 

この部分は前の記事も参考にして下さい。

 

orcaa.hatenablog.com

 

orcaa.hatenablog.com

特に看護師さんのは手法が一緒ですよ。

※ちなみのこの看護師さんは看護師しながらマルチやってます(笑)。私の言う事は聞きませんでしたから何度でも失敗して勉強すればいいと思います。

 

私位経験と知識があると騙せないから私の所には話すら来ないですけど、経験不足、知識不足の若者狙いにすればまだまだ搾取できるわけです。

 

こんなの騙す側から見ればティーパック」と一緒で出しきったらティーパックは取り変えないと不味いでしょ?

騙す側ってそんな回路です。

 

新しいティーパックを探しているからSNSで儲かってます&俺スゴイでしょ?&投資興味あるなら教えるよアピールしている訳です。

セミナーで新しいティーパック探しているんですよ。

 

そんな世の中甘くない。

 

大体だな、儲かってる手法って教えるメリットないもの。自分が儲かってるなら何で赤の他人の貧乏人に教える必要あるの?手数料が、、、とか言い訳するかもしれないが、儲かっているならドラブルの原因になるような赤の他人の貧乏人に教える手間を惜しむからメリット全く無いもの。それに貧乏人の手数料なんかたかだか知れてる。リスクあってリターン無し。

 

親兄弟、恋人、妻、子供とかならメリットなんか必要無く教えるけどね、、、、。

それって「愛」がある人限定だとは思わない??

 

しかし、この人は風俗のような場所で何とかリカバリーしようとはしなかったので、死んでも風俗なんかイヤだ。という思いだったのでしょう。

 

女性には男性にはない手法でリカバリーできなくもないです。意味はわかりますよね?

 

それをしなかった。

 

それと母親が警察に相談すればよかった。と書いてますが、警察は民事不介入の原則があるので、詐欺と確固たる証拠がなければ中々動かない。ただの相談では相談で終わってしまうので娘さんの命は救えなかったと思います。

 

無知は罪という言葉があります。

 

必死に「お金の」勉強してください。

 

勉強すれば判ってきます。

何も死ぬ事はないと。

 

 

ちなみに私は現在進行形で投資詐欺に多分なってしまう案件に出資してます(笑)

多分もうすぐ詐欺と確定するだろうこの案件は詐欺と確定したらさらしましょう!

現在全容が全くつかめてないので書くに書けないですから、結果が楽しみです。

 

 

 

 

 

《何をいまさら》フランチャイズのみならず全ての契約はしっかり読んで把握した上で契約しましょう。

コンビニのオーナーは奴隷契約だという記事を見つけましたので、私の雑感を記事の中に長い記事なので途中で「赤字文字」で書いていきますね。

 

私が大学時代講義でもコンビニは現代の奴隷契約だと言われていましたので「何をいまさら」感が否めません。

 

でも私の知人は夫婦でコンビニ経営をしており、実態は知りませんが順調だと聞いております。

実際店舗にも行きましたが郊外ではあるものの繁盛しているように見えましたね。

 

そんな夫婦が言うには契約内にもやり方があるようで、本部との交渉も結構うまくやっているようですよ。

 

まずは記事を見てください。

 

 

 

 

コンビニオーナーが「奴隷契約」と憤る歪な実態


東京都内に複数の店舗を持つコンビニ店長

現代の日本は、非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。そこにあるのは、いったん貧困のワナに陥ると抜け出すことが困難な「貧困強制社会」である。本連載では「ボクらの貧困」、つまり男性の貧困の個別ケースにフォーカスしてリポートしていく。

今回紹介するのは「表向きは社会のインフラと呼ばれてもてはやされるコンビニも、現場はコロナ下の医療現場さながらの悲惨な状況です」と編集部にメールをくれた、58歳の男性だ。


毎月の労働時間は300時間を超える

タカアキさんは東京都内に複数の店舗を持つコンビニ店長だ。週4日は午後9時~翌朝5時の夜勤をこなす。夜勤だけではない。毎月の労働時間は300時間を超える。会社員の平均的な所定労働時間は月160時間前後。これと比較すると、タカアキさんの1カ月間の残業時間は、厚生労働省が定める過労死ライン80時間を軽く超えていることになる。

 ※300-160=140時間の残業なので80時間をはるかに超えているという意味。


複数の店舗は、タカアキさんが親族らと一緒につくった会社が加盟店として、コンビニ本部とフランチャイズ契約を結んで切り盛りしている。タカアキさんは夜勤を終えると妻と店番を交代し、数時間眠る。昼すぎに起き、洗濯や買い物を済ませると夕方から再び数時間眠って夜勤に備える。

貴重な睡眠の間に店のアルバイトからの電話で起こされることもたびたび。「返金処理の仕方がわかりません」「コピー機が故障してしまったんですが……」「チルド商品の返品はどうしたらいいんでしょうか」──。

※睡眠時間も仕事の電話がかかっている段階で「労働時間」です。労働時間が増えれば当然自由時間も減ります。これが奴隷だと感じる部分です。

 

どれも基本的な業務に思えるが、コンビニ業界は空前の人手不足。募集をかけても集まらないし、採用できたとしても仕事を覚える前に辞めてしまう人が多いのだという。

妻の体調が悪かったり、アルバイトが突然辞めてしまったりしても、年中無休が売りのコンビニを閉めるわけにはいかないから、タカアキさんが穴埋めするしかない。何日も家に帰れないことも珍しくないという。

親族の中にはまだ子どもが小さな夫婦もいる。妻が生まれたばかりの子どもの育児で手が離せないため、夫が上の子どもを連れて出勤。店舗裏の狭い事務スペースで寝起きさせているという。「賞味期限切れで廃棄になったおにぎりやサンドイッチを食べさせ、日によっては店舗から登下校させています」とタカアキさんは打ち明ける。

※ある本では企業が「誰でもやれるようにした仕組みでやる気を削いでいる」ので、募集かけても来ない。ニートは増えても外国人労働者に頼るしかない現状があると書かれていました。誰でもやれる仕組みにすると「代わりはいる」状態ですので、基本賃金を引き上げる必要がない。企業は仕組みを作り、仕組みを作った側が利益を取る構造になっている。

コンビニオーナーは現代の奴隷である──。そんな現実が知られるようになったのはここ5、6年のことだろうか。タカアキさんもその奴隷の1人というわけだが、コンビニオーナーたちはなぜここまで働き詰めに働かなくてはならないのか。

原因の1つは、人件費の高騰
コンビニの営業形態には本部直営店舗のほか、外部の個人事業主や会社がコンビニ本部とフランチャイズ契約を結んだ加盟店がある。加盟店は売り上げなどの一部をロイヤルティー(権利料)として本部に支払わなければならない。

※↓参考にしてください、すごい高いです。「売り上げの一部」という表現で良いのでしょうか?と思う程に高いです。ですから契約段階で負け組になる可能性が高いです。

コンビニエンスストアチェーンのロイヤリティはずばり高いのか? | フランチャイズWEBリポート

 

コンビニ経営が厳しくなった原因の1つは、人件費の高騰である。タカアキさんがコンビニ経営を始めたのは30年前。1990年度の東京都の最低賃金は548円だった。現在は1013円だから、この30年間でほぼ倍になったことになる。「この間、人件費にかかる経費は1店舗当たりで月20万円増えました」。

もう1つは、コンビニの出店ラッシュで1店舗当たりの売り上げが下がったことだ。タカアキさんの年収は当初は約500万円だったが、現在は約300万円。出ていくお金が増え、入ってくるお金が減る。となると、オーナー自らが身を粉にして働くしかない。ちなみにコンビニ本部に払うロイヤルティー売上総利益を基に計算するので、人件費が増えようが、1店舗当たりの売り上げが減ろうが、本部は基本的に痛くもかゆくもない。

※契約書には恐らく既存店舗半径〇m以内には共食いになるので開店させないとか書かれていないのでしょう。本部はオーナーなんて何とも思ってませんよ。

 

タカアキさんは大学卒業後、自動車販売の営業担当者として働いていた。このときの顧客の1人からコンビニ店長にならないかと声をかけられたのが、コンビニ業界に入るきっかけだった。

当時は「自店仕入れ」と言われる店長の裁量が大幅に認められていて、タカアキさん自らが問屋や卸売店に出向き、酒類や菓子、野菜などを仕入れ、販売価格も決めることができた。「まだ珍しかった芋焼酎や欧米産のビールを並べたり、近隣のスーパーよりも安く野菜を売ったりしました。自分の店づくりができる。そんな魅力がありました」。

売り上げがよい月は会社員時代の手取りよりも10万円も多い収入を得ることもあった。しかし、1990年代半ばを過ぎるとコンビニ店舗が急増。2000年代後半からは東京の最低賃金は前年比20~30円増のハイペースで上がっていったと、タカアキさんは解説する。

タカアキさんがもう1つ腹立たしく思っているのは、対等とは言いがたいコンビニ本部との関係だ。

最近も本部から総菜類を減らして、代わりにサラダチキンやカット野菜の売り場を広げるよう提案された。タカアキさんは反対したものの、こうしたとき、加盟店側の希望が聞き入れられることはないという。ふたを開けてみれば、タカアキさんの懸念どおり売り上げは減少。「1日当たり2000円近く売り上げが減ったので、さすがに本部に抗議したのですが、『ほかのお店も同じです』という要領を得ない答えが返ってきただけでした」。

※どこの世界も現場の声は上には中々届かないものです。ですからオーナーなら裁量で決めれますよね?と交渉続けるしかないでしょうね。不便な話です。

 

幼い子どもがいる親族が運営する店舗では一時、時短営業を試みたという。最近になってセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの大手3社が、売り上げが少なく人手不足が深刻な深夜帯に休業する時短営業を認めるようになったからだ。

ところが、実際にやってみると本部からは時短営業の理由やメリットを執拗に尋ねられ、「それにより本部が受ける損賠は〇円です」と嫌味を言われた。揚げ句「このままでは次回の契約更新はできません」と通告された。結局時短営業は1年ほどでやめざるをえなかったという。

食い物にされるだけの関係は早晩限界がくる
タカアキさんはコンビニの仕事自体は楽しいという。「新築で引っ越してきたご家族のお子さんが大きくなってうちでアルバイトをしてくれたり、常連だったお客さんが高齢で亡くなったときに遺族がお供えするお菓子をうちで買ってくれたり。お客様に必要とされていると思うとやりがいを感じます」。

ただこのまま加盟店がコンビニ本部の食い物にされるだけの関係が続くなら、早晩限界がくる。次回の契約は更新するつもりだが、その次はわからないと、タカアキさんは言う。

※私のサイトでは「お金持ちになる」思想を身に付ける事を目的にしてます。

ですからやりがいがあるからお金持ちになるのではなく、お金が稼げるからする仕事を選んでください。やりがい優先にするとこういう事になります。

 

最後に1つ、やはり書かなければならないことがある。

取材を終えてノートを閉じかけたとき、タカアキさんが「10年以上働いてくれている子を社保にも入れてあげられないのが心苦しい」と言ったのだ。法令違反の可能性がある。タカアキさんはどこのコンビニも同じ状態のはずだ、という。ただ私が取材する限り、社会保険に加入しているアルバイトもいる。すべての店が同じということはない。

一方で2017年には、労働基準監督署がチェックした都内のフランチャイズ店舗の95.5%で労働関連法令の違反が見つかるという衝撃的なデータが明らかになった。多くは労働時間に関する違反であった。いずれにしても、もはやコンビニは何かしらの違法行為でもしなければ立ち行かないという現実が浮き彫りとなった。

※搾取されるシステムを利用しているのだから当然の結果と言えます。国から本部へ改善命令でも出ない限り改善は望めません。本部は上場し、決算報告をしている企業です。株価も気にします。という事は取れる所から取る。そういう姿勢は変わりません。

 

オーナーや店長は自身の過重労働を解決しようとすれば、時給を上げて人手を確保するか、今いるアルバイトを強制的にシフトに入れるしかない。また、オーナーや店長が自らの収入を確保しようとすれば、アルバイトの社保加入にかかる経費を“節約”するしかない。

※強制したら強制労働で違法ですね。どれだけギリギリで運営しているかという事です。

難しい問題である。タカアキさんはコンビニ本部との関係を奴隷契約だというが、アルバイトにしてみたら、自分たちこそが奴隷だと言いたいだろう。ただ問題を「オーナーVSアルバイト」の構図で見ても、解決にはならない。肝心なのは、誰がそうせざるをえない状況に追い込んでいるのか、ということだ。

※本部の作った仕組みで優秀な弁護士も入れて作成した完璧な契約書があるから改善しようがない。文句あるなら辞めれば良い。という本部の方針であるなら一斉にみんなで辞めればいい。社会現象になって改善するかもしれないが、頭になってやったらブラックリスト入りするのが世の常。目立つのは禁物です。

 

タカアキさんは「年収300万円といっても実際の手取りは200万円を切ります。これ以上、経費が膨らむと私たちが食べていけません。それに、コンビニ本部に声を上げたせいで解約されたお店もあります」と話す。

※複数店舗のオーナーが実質年収200万以下ってどう?

転職しちゃえばいいと思いますけどね。

 

はたして本当に打つ手はないのだろうか。

全国に目をやれば、2009年にはセブン-イレブンの加盟店オーナーを中心とした「コンビニ加盟店ユニオン」が発足。その後は「ファミリーマート加盟店ユニオン」もできた。コンビニ各社が時短営業に踏み切らざるをえなかったのは、こうしたユニオンの長年にわたる訴えを無視できなくなったからでもある。

「脱24時間営業」で話題を呼んだセブンの元店主
時短営業といえば、2年前に大阪・東大阪市のセブン-イレブンの元店主が本社に先駆けて深夜休業を試みて「脱24時間営業」のきっかけをつくったものの、後に契約を打ち切られてしまう。タカアキさんは「この店主は客からの苦情も多かったのでしょう」と言うが、一方で昨年9月には地元大阪で元店主を「支援する会」も結成されている。

たしかにユニオンに加盟する一部のオーナーや店長にもなぜか「不正行為をしている」といった批判は付きまといがちだ。ただよほどの法令違反があれば別として、一連の社会的訴えの是非は別個のものとして考えるべきなのではないか。一部の報道やネット上のうわさを鵜呑みにしても、喜ぶのはコンビニ本部だけだ。

また、「最低賃金を1500円に」という目標を掲げてデモなどを行ってきた若者のグループ「エキタス」は、必ず中小企業への支援策の実現もセットで訴えている。中小企業経営者も一緒に声を上げようというメッセージだ。しかし、メンバーの1人は取材に対し「中小企業経営者の腰が重い」と嘆いていた。

タカアキさんが言うとおり、物申すことで契約を打ち切られるリスクはゼロではない。しかし上に書いたとおり、奴隷状態から脱したいなら、社会とコミットする回路はいくつもある。このままではオーナー同士が不毛な我慢比べを強いられるだけだ。

そして何よりもコンビニ本部である。私がこうした問題についてコンビニ各社に取材をすると大体「コメントは差し控えたい」といった答えが返ってくる。事実上の取材拒否である。ただもう潮時だろう。長年にわたる独り勝ち状態が招いた悲惨な現実にそろそろ目を向けるべきなのではないか。

 

 

と、今回は長文ですけど私の言いたい事は完成されたシステムを利用すると利用料を支払い、そしてそのシステムを作った会社の方針に従わなくてはなりません。

 

ですから完成されたシステムを利用すると「搾取」される事が多く、成功例は少なくなります。

 

フランチャイズでお金持ちになった人も居ます。

ですからフランチャイズが悪いのではなく、コンビニのフランチャイズ契約は草も生えないレベルなのでしょう。

 

私の知っている人ではある事業をフランチャイズで複数店舗持って何年も運用し、最終的には本部に全て買い取りしてもらったので売却益も出たとの事でした。

今ではリタイヤ生活してますよw。

 

ちゃんとしっかり契約書見て、こんな場合はどうなんだ?と今考えられる全ての悪い事を入れ込んでもやれると判断しているなら契約しても良いかもしれませんね。そういう努力を惜しむとこういった仕打ちになってしまいます。

 

ちゃんと勉強しましょうね。

 

《同感》日本のマーケットについて思う事。

大江千里さんという歌手がもう60歳なんですね、彼の発言には私も同感だったので記事を取り上げようと思います。

 

私も日本の将来を不安視している一つの原因でもある日本の物価安、これでは世界で良いように使われるだけである。そう思ってます。

 

記事はコチラ↓

 

NY在住の大江千里「日本は安すぎる」発言の波紋…ラーメンの値段は日本の2倍

 

 米ニューヨークに活動拠点を置き、ジャズミュージシャンとして活躍している、大江千里(60)の“日本は安すぎる”発言が波紋を呼んでいる。大江が「週刊ダイヤモンド」(8月28日号)のインタビューに答えたもので、日本とアメリカを行き来するたびに、日本の物価の安さを心配していると語っているのだ。

 

菅首相はコロナ禍でも朝昼晩「外食フルコース」の贅沢三昧

<ワンコインランチって常軌を逸していると思います。500円のお弁当の背後には、おかずをせっせと詰めている人がいるわけです。その人たちはちゃんとした時給をもらえているんだろうか。心配になります。日本の物価の安さの裏側にあるのは、やっぱり賃金の問題じゃないでしょうか>


 大江の話では、ニューヨークでも人気のラーメンは、1杯20ドル(2200円、1ドル=110円)以上、替え玉やトッピングをして、ビールを飲むと50ドル(5500円)はするという。実際、ニューヨークに3店舗展開している日本のラーメンチェーン「一蘭」の場合、日本で890~980円(店舗によって異なる)の天然とんこつラーメンが18.9ドル(2079円)と、日本の2倍程度。替え玉(3.9ドル=429円)を1回すると、1食あたり2500円ほどかかる。

 

「ニューヨークは日本に比べて家賃や人件費が高いうえ、全世界どこで食べても同じ味を提供しているため、赤い秘伝のたれやスープのもとになる、だしなどは福岡の工場から発送しています。ほかにも、麺に使用する小麦粉をはじめ、ねぎなど日本から送っている材料も少なくないため、その分の輸送費なども余計にかかっています。周辺のラーメン店も同等の価格のため、特に『高い』といったクレームはありません」(一蘭の広報)

■安さのしわ寄せは働く人の給料に

 世界的な低金利の影響で、株価や不動産価格は軒並み高騰。賃金のほか、原材料費なども上昇しているため、当然、アメリカでの生活費は高い。しかし、日本では株や不動産といった資産価格は高止まりしているものの、食費や日用品などは海外に比べると相当安い。円安要因も相まって、コロナ前は“安い日本“をめがけてインバウンド(訪日客)が殺到した。

 モノやサービスが安いことは消費者にとってありがたいことだが、そのしわ寄せは人件費にきている。「実質賃金指数の推移の国際比較」(全労連作成)によると、1997年を100とすると、2016年は日本が89.7,アメリカ115.3、フランス126.4、スウェーデン138.4と、日本人の人件費はここ20年以上ずっと下落基調だ。 かつて“ジャパン・アズ・ナンバーワン”ともてはやされた日本では非正規雇用が増加、賃金上昇が見込めず、世界的に見て“ヤバイ”状態にあるというわけだ。

 

 

・・・・

私も海外に行くと物価の高さにビックリします。

日本の物価になれているものですから、ドイツでちょっと美味しくない(笑)ランチで4000円とかで、こんなの日本なら1000円以下だよ!!って思い、せっかくドイツを含めたEU周っているのにケチくさい食事ばっかりしてしまいました。

 

元々がホームレス根性なので、一人旅だとやはり露店で済ませたりでコストダウンしたりで(笑)

 

NYに行った時も物価の高さにビビリ、露店のホットドック食べまくりました。

ちょっとしたレストラン、、、といっても一般的な場所であってもしっかり食べれば5000円位な感じで、これが普通ですから物価の安い日本の感覚であるととてもNYでは生きていけません。※お酒飲んだらもっといきます。

 

ですからラーメンが2,3000円するというのもNYの物価からしてみれば当然かと。

 

でも日本の物価感覚だとラーメンにそんな値段出せないですよね??

 

記事では大江さんの発言が波紋を呼んでいるとありましたが、実際事実だと思いますし、何故波紋を呼んでいるのか?わかりません。

 

この問題は

日本の物価が安い➡その根底は人件費が安い➡人件費(給料)が安いと安い物に飛びつく➡安いものだけが売れる市場➡高いものが参入されずらい

 

こんなサイクルかと思います。

 

昔の総理大臣に田中角栄という小学校卒の方がいました。

学歴こそ小学校ですけど、官僚(東大卒など)を使っていた彼は日本に所得倍増計画というのをぶち上げ、実際しました。

日本は高度成長期と重なり非常に活気があったと聞いてます。

 

これだけ物価安な日本にはこの所得倍増計画をしたとしても、まだ足りない。

ノルウェーやスイスなど平均月収が確か60万円クラスだったかと思いますので、3倍計画にしなくてはならない程遅れております。

 

どうして日本がこうなっているのか?

 

一言でまとめると政治家が無能(経済的視点では)だからです。

経済的な意味では真逆に近い政策をしないとダメなんですね。

 

いつになったら気付くのだろうか???とも思いますが、例によって、こんなのグチをいくら並べても政治が変わるの待っている程人生長くはありませんので、私は私が裕福になれる方法を実行をするだけなのですけど、子供を日本で育てる方が良いのか?というのは悩みます。

上がる要素のない下り坂の市場で就活とかするんですから。

 

 

私の考えでは今の政策と真逆なのが日本復活の道だと考えてますので、色々ありますが、簡単なコストのかからない、かつ効果が割とすぐ出る方法は

 

減税です。

しかも香港のような、、、または香港の税率以下にするだけ。※個人法人共に

 

そうすると法人税にメリットの感じる会社がどんどん日本に本社を移し、勝手に雇用も生まれます。だって会社が来るんですから当然ですよね。

でも日本人の枠なんて知れてますから、人材不足で人件費は上がります。

 

「利」ある所に人と物が流れます。水が高い所がら低い所へ流れるように当然の事なんですね。ですから儲かっている会社にとっての「利」を与えれば相手は動きます。

法人税は高いですから、Amazonappleも必死になって租税回避行為をして合法スレスレの所で戦ってます。

そうやって利益を確保しようとしますので、法人にとっての「利」を与えれば世界中から企業が日本に本社を置くかもしれません。

 

それは少なくても増税ではありませんね(笑)

 

親としてはそういう下り坂の市場では無い世界で社会に出て欲しい。そう思いますし、であっても日本人ですから日本の衰退を見てると心が痛むのも事実です。

 

たぶん日本がこのまま衰退していくとしたら私は子供の為にも海外生活になるかと予想しております。

 

本当に残念な気持ちで、祖国の衰退を見続けるとは寂しい気持ちですから。

 

今回は記事に触発されて私見を書かせて頂きましたが、本来は下り坂でも気にせず稼ぐ。これに特化はしてます。